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【小説書きさんを問い詰めるバトン】

一次創作、二次創作問わず、「小説書き」をされている方向けのバトンです。
【小説書きさんへ問うバトン】に比べると、ややつっこんだ質問が増えています。

1:小説を書く際、資料などは使いますか? 何を使いますか?(例:wikipedhia、書籍名、etc)

 ウィキペさんは割とお世話になっていますが、間違ってたり足りなかったりすることも多いので、結局ネットを股にかけることがほとんど。大学の授業でやった内容を参考にすることもよくあります。

2:プロットやフローなどは用意しますか? 用意するとしたら、どのように立てていますか?(例:メモ書き、StorYBook、etc)

 プロットなんてもんがあったらもうちょっと起承転結のある話書けてるよ!

3:小説を、どこかに投稿したことはありますか?

 ぴくしぶにはLOMの二次創作(旧サイトにアップ済みのもの)をおとしてますが、それは投稿の内に入るの……?

4:あなたの小説(文章)が一番影響を受けている作家さんを一人挙げるとしたら、どなただと思いますか?

 川上弘美女史ですかね? とりあえず、『神様』はいつまでもいつまでもわたしの中の至高の小説です。

5:あなたの書いた小説に今まで登場した中で、一番好きな情景描写の言い回しを一つ、見せてください。(ネタバレしそうな部分は伏字などで構いません)

『顔を上げる。そうしたら、肩を真っ赤に染めた男が私を見下ろして笑っていた。不気味に歪んだその口元からは、黄ばんだ歯と暗い虚空が覗いている。あ、前歯折れてる。』――アリスインワンダーランド『どんなお仕事?』より

→わたしはとにかく情景描写のうすい書き手なので(そのへんは読んでくださるひとの想像力に丸投げしてるよ!)ぶっちゃけ選択肢がすくないわけですが、この一節は割と気に入ってます。

6:あなたの書いた小説に今まで登場した中で、一番好きな心理描写の言い回しを一つ、見せてください。(ネタバレしそうな部分は伏字などで構いません)

『そう言って、あんまりうれしそうに笑うから、あたしはうれしくて、申し訳なくて、話かけてよかったと思って、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、泣いた。』――短編『どうか世界ようつくしくあれ』より

→これを心理描写と言うのかどうかはわかりませんが、わたしの書くお話はこういう単純でありきたりな言い回しが多いような気がします。婉曲で技巧的な表現にもあこがれるけれども、まあこれがわたしらしいのかな、みたいな。そういうあれです。

7:あなたの書いた小説に今まで登場した中で、好きな台詞を三つ、見せてください。(ネタバレしそうな部分は伏字などで構いません)

「神に救われた人間なんて一人もいない。人間を救うのは、いつだって人間だけよ」――メルティナ@クレイジーセブン『Only God knows it』
「わたしは、あなたこそいいひとだ、と思う。そういうあなたにやさしいわたしであるなら、それは、とてもうれしい」――アイ@アパルトマンへようこそ『ENTRANCE』

→この二つは地の文からの抜き出しなんですが、一人称だったらもう台詞みたいなもんだろということでご容赦をば。それぞれのシリーズの雰囲気も象徴しているんじゃないかなあと思います。

「別に女から好かれないくらいどうだっていいけどな!」――佐野@2011年バレンタイン企画告知文

→小説という形ではないけれども告知文からの抜き出しなのでまあいいだろという以下略。このあと和田が「それ一応ヒロインポジションにいる人間にはあるまじき発言だよね」的なことを言ってるんですが、このあたりの斬新さが佐野の売りだと思ってます。

8:あなたがこれから小説に書こうとしている台詞で、「今後の見所!」になりそうな意味深台詞を三つ、ここでコソッと教えてはいただけませんか?

「え、好きだよ?」――和田@先生と生徒シリーズ続編
→もはやお馴染みな和田の台詞。続編でも出てくると思います。ちなみに続編では先生佐野組と和田真鍋組の話が半々くらいになる予定。あくまで予定。

「思い知れよ。サイモン・ノーランド」――カーマイン@クレイジーセブン
「あたしは多分、本当は全部わかってた」――アシェア@クレイジーセブン
→クレイジーセブンはこれから、みんなの出会いエピソードを連ねた『七つの大罪(仮)』と、物語が収束していく『time to say goodbye』の二つのオムニバスを更新していく予定ですが、上記の台詞は両方ともtime〜のやつです。分かりづらくて入り乱れまくっている伏線の回収をパーッとやってしまいたい。

9:小説を書く時に、音楽は聞きますか? 聞くとしたら、どんな音楽を聞きますか?

 集中すると周りの音が聞こえなくなるので音楽とか流す意味あるの……?って常々思ってるタイプです。一度に二つのこと(音楽を聞く、文章を書く)ができないんですよね。というわけで、わたしは音楽流さない派。

10:日々の生活で、「あのキャラならここはこうするだろう」「あのキャラならこれを選ぶだろう」といった妄想が展開されることはありますか?

 ワー、マッタクナイヨー。
 でも、電車乗ってるときとかに別段お話として書くまでもないエピソードが頭の中で展開していることはよくあります。

11:これから小説を書き始めようとしている方に、何かアドバイスがあればどうぞ。

 アドバイスなんぞできるような立場ではないんですが、そもそも書きたいものを書けばいいだけなので、上手い下手は気にせず書いたらいいんじゃないかと思います。そういう自己満足の産物を好きだと言ってくださる物好きなひとが、きっとそのうち現れますから。

12:ありがとうございました。 もし良かったら五人くらいにパスしてはいただけませんでしょうか。

 M U R I !!


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