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山羊ヘルメスシリーズとは
 正式なシリーズタイトルは『身につけるものはただ一つ』です。
 ギリシャ神話に出てくる割りとなんでもごされな神様ヘルメスが、羊飼いの女の子ペネロペとお近づきになろうと山羊に変身しちゃうお話。ほのぼのしてるかと思いきや案外そうでもない。

 今回書いたのは全部で三つ。うち下二つが、今日、ついさっき、書いたものなので、いろいろ齟齬があってもわたし知らん! すみません!

ヘルメス4/『幕間』その後。三人称。
離々/シリーズ外の『置換する愛』とリンクしてます。一人称。
終幕/とりあえず。一人称。

 『4』から『離々』までは、本来なら二、三話くらい挟んで二人がひとの形で仲良くなるのを書く予定だったんですが(『3』までヘルメス山羊だったし)、さすがにそんな気力はなかったので書きたいところだけ書きました。だからペネロペの気持ちが飛躍している印象は受けるやも。
 あと、『離々』は造語です。『りり』とも『はなればなれ』ともご自由にお読みください。気持ちが分かたれてしまった瞬間を表したかった。

 ちなみに前サイトのギリシャ神話ページはこちら。振り返ってみたい方や興味が出たという方はどうぞ。
 以下反転。ネタバレにつき読後推奨。
 この頃にラマーズ法なんてなかっただろうというツッコミは、自分でもわかってるのでなしの方向でお願いします。あと「人間が神を愛したって〜」のセリフをエロスが言うっていうのが個人的にツボでした。自分で書いておいて。まだプシュケに会っていないからこそ言えるセリフ。そして、エロスの結婚エピソードは人間が神と結ばれるためにはやっぱり人間のままではいられないのだという事例でもあると思います。



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