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 見終わってからついったーを覗いたらなんかいろいろ都市伝説っぽいのが流れてて正直興醒めさせられたんですが、わたしはハクがいつか生まれ変わって、千尋を迎えに行くと信じてます。もうおばさんになっちゃって恋愛も一通り経験したし仕事で毎日くたくただしぜんぜん昔のわたしとは変わっちゃったよって泣く千尋を、いつかおにぎりをあげたあのときみたいに、ハクがぎゅって肩を抱いてあげたらいい。
 「一度会ったことは忘れないものさ。思い出せないだけで」。このゼニーバ(漢字変換が面倒でした)のセリフは非常にいいなあと思います。曲解すると、『昔のきらきら輝いてた自分がどこか遠くに行ってしまって、今の自分がみすぼらしくくすんだように見えても、きらきらしてた自分が消えてなくなってしまったわけじゃない。今はここにないだけで、思い出したら、いつだってまた取り戻せる』とも取れて。いやものすごい曲解するとですけど。
 でも、ハクと再会して千尋がそう思えるようになったら、また物語は始まるんじゃないかなあという気がしてます。わくわくどきどきな冒険じゃないけど、何者にもかえがたい新しいふたりの物語が。

 と、ここまで考えてこんな話だれか書いてねえかな、と思ったわたしはやはり二次創作出身だなと改めて思いました。しかし自分で書く気はない! 考えるだけで!! まんぞくなんだ!!!



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