※※第296話:Make Love(&Make Love!).20







 ズッ…ズッ…!ズプッ…!

 「にゃ…っ、あ…っあっ、んっ…にゃっんんっ、あ…っ、」
 ゆらゆらと猫耳が揺れて、ゆさゆさと躰が揺れた。
 アナルバイブの振動を最強まで持っていった屡薇は遠慮なく、深奥を攻める。

 「うわ、中もとろとろでほんとエロい……」
 避妊具を着けていても伝わる蕩けて収縮をする感覚に、屡薇は躰をふとふるわせる。
 「あっっ!」
 彼にぎゅっと抱きついて、真依は絶頂を得る。
 アナルも狭まり、キャットテールがひくひく動いた。



 「真依さん、キスしよっか?」
 イキながらふるえている彼女のあたまを撫でてカチューシャを整えると、笑った屡薇は提案した。
 「ん…っ、するニャ…っ、あ…っ、」
 濡れた視線を送り、真依は彼を見つめる。

 「猫みてぇに俺の舌……舐めてくれていいよ?」
 妖しくくちびるに舌を這わせた屡薇は、彼女にキスをした。
 「んっ…ん、んん…っ、」
 ピチャピチャと舌を伸ばし、真依は猫のようにを心がけてディープキスを貪る。
 アナルバイブは持って動かされ、後ろも奥まで疼いた。



 「んんっ!」
 真依は達してしまい、しきりに彼を締めつける。
 強く抱きしめた屡薇は深く舌を滑り込ませて、バイブを抜き差しした。

 ソファに座って向きあい、とても淫らなことをしている。
 たまにはこういう彼女も良いもので、彼は激しく奥を突いていた。



 「んんんんっ…あっっ!」
 すぐにまた真依は絶頂を掴み、放されたくちびるから唾液の糸を引かせた。
 「あ……やば……」
 ぶるりとふるえた屡薇はまた彼女にくちづけて、射精をする。

 「……っ!」
 膨張するととたんに、いちごミルクのにおいが濃くなったように感じられた。
 「ん……」
 真依は猫より大胆に、舌を伸ばして彼に甘える。
 中はとても熱くなって、止まりそうになかった。





 「は……っ、」
 舌を吸ってくちびるを放しながら、屡薇は抜いていった。
 今度はヴァギナから、愛液がとろりと糸を引く。

 「ぜんっぜん収まんねぇわ、ちょっと待ってて……」
 まだまだ彼女の中を堪能したい屡薇は、処理をしながら、新たなコンドーム(ちょっと珍しい宇治金時味)を取り出した。




 「ご主人様の宇治金時…っ、美味しそうだにゃあっ……舐めたいにゃあ…っ、」
 「おおいっ!俺のビッチの破壊力がハンパねえ!もう泣きそう!」
 「ビッチなのはご主人様にだけニャよ…っ?」
 真依はプライスレスの宇治金時を味わいたがり、屡薇は嬉しさに泣きたい気分だった。
 こんなにもエロくて可愛い彼女ならストーカーをされてもおかしくはないが、とりあえず綾瀬については漆黒の闇へと殺める気満々でいる。


 明日の朝、目覚めてからの真依の羞恥は計り知れません。

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