※※第296話:Make Love(&Make Love!).20








 「にゃっ…あ…っっ!」
 ゆびを素早く抜き差しされ、真依は達した。
 「酔ってるせいかな?潮吹きいつもよりちっちゃくて可愛いね?」
 笑った屡薇は首筋にキスをして、舐め上げる。

 「よ…っ、酔ってなんか……ないニャ…っ、」
 腰をガクガクさせて、酔っ払ってデレデレになっているくせに真依は酔っていないと主張した。
 「へえ、じゃあ何で真依さんは俺に甘えてんの?」
 可愛いと思いながら屡薇は中でなめらかにGスポットを擦る。
 もうかたほうの手では乳房を揉み上げ、乳腺を愛撫していた。

 「ご主人様っ…にっ、ん…っ、甘えたいから…っ、にゃ…っん、」
 ふるえた真依は酔っていない限りはまず口にしないことを、白状した。
 アナルバイブは一度すぽんと抜けたが、彼が再び咥え込ませた。



 「ダメだ!もう挿れさせて!」
 「にゃっ…っ?」
 おそらくマグナムとやらが限界になり、屡薇はゆびを抜いた。
 さりげなく寸止めをされた真依は一気に全身の力が抜けて、ソファにぐったりと倒れたところを腕を引っ張られ何とか起き上がる。

 「真依さんが猫のまま俺の咥えてくれると……嬉しいんだけど、つうかお仕置きなんだからもう俺の言う事は全部聞いて?」
 いそいそと露にさせていった屡薇はちゃっかり携えていた避妊具を取り出すと、被せようとした。
 「……っんっ、何でも…っ、聞きますにゃあ…っ、」
 ソコを、上になっている真依は丁寧にさすってあげちゃった。
 アナルバイブは自分の手でしっかり支えている。


 「やめてーっ!色んな意味で出る!このド淫乱がーっ!」
 泣きそうになった屡薇は最終的に、多く出回りすぎているAVみたいな文句を口にして、

 「ご主人様のはおっきくても…っ、入りますニャ…っ、」

 真依はちょっと恥ずかしそうに手を引っ込めた。
 かき氷を意識したいちごミルクのにおいの避妊具は、被せることが可能になる。



 「そりゃまあ俺のは……プライスレスだからね、」
 真依さんて酔いが回りすぎるとビッチみてえになるんだな、と思った屡薇は急いでコンドームを装着し、腰を撫でて誘導した。
 プライスレスについては、何もツッコみません。

 「一気に奥までいけるでしょ?これなら…」











 「ん…っ、にゃあ…っ、」
 “はい”を“にゃあ”に代えて頷いた真依は、アナルバイブを支えてもらいながら腰を落とす。

 ズププッ――――――…

 「お…っ、お尻のせいで…っ、狭くなってて…っ、」
 とか、彼のを余計に大きくさせるようなことを甘ったるい声に乗せつつ、彼女は根元まで咥え込んでいた。

 「すごいね、前も後ろもいっぱいになっちゃったね?」
 微笑んだ屡薇は自分から、突き上げだした。

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