※※第227話:Make Love(&Sex aid).22







 「いじわる…っ、やれすぅ…っ、」
 グスグスと泣くナナは、彼にしがみつきたい衝動に駆られた。
 色んな感情が愛おしくなれる、ほんとうの自分を引き出してくれるのは、彼だけだった。




 「…――――――おまえ、出逢ったばかりの頃は俺のこと、悪魔って呼んでたよな?」
 泣いている彼女のあたまを撫でて、曝け出された入り口を拡げるようにゆびで撫でながら、薔はそっと問いかけた。
 「んえ…っ?あ…っっ、」
 感じてふるえたナナのソコからゆびは放され、ベルトに手を掛けた彼は露にしてゆく。

 息を乱し魅入るナナは、懐かしいことを憶い出しドキドキしてしまった。
 同時に中はひくひくと、彼を待ち焦がれていた。


 頷くべきかどうかなど、迷う余裕も時間もないまま膣口へと当てがわれ、

 「俺にとってはおまえのがよっぽど……無邪気な悪魔だよ、」

 一気に挿入されていた。

 ズプッッ――――…









 「ああっっ!」
 挿れられただけで、ナナはイけてしまった。
 中のキモチイイ部分を擦られ、早くも彼を夢中になって締めつけている。
 おまけにアナルには、振動をつづけているバイブが入れられたままだ。


 ズプッ、ズプッ…ズッ――…

 「つうか、無邪気な小悪魔っつう表現のが、おまえには合ってんな…」
 すぐさま動き始めた薔は、耳もとへとやさしいキスをして、

 「それから、ほんとは俺に意地悪されんの…大好きだろ?」

 何もかも見透かしているみたいに、くすっと笑って最奥を突いた。


 「はう…っ、あ…あっっ、」
 彼の言う通りで、中はしきりに収縮をしてしまう。
 「……ん、すげえきつい…」
 動きを速めて、薔は息を乱す。
 その色気にも感じて、ナナには再びの限界が訪れそうだった。

 彼と合わさればもっと、椅子は壊れてしまいそうなくらいに軋み、揺らめいた。


 「ああ…―――――…っっ!」
 何度も奥を突かれて、ナナは絶頂を得る。
 「……っ、」
 迫り来た収縮に堪えた薔は、後ろへと手をまわし彼女を縛り付けている縄を解いていった。


 パチュッ…グチュッ…

 「あっあっ…ああっあっ、あ…あっあっんっ、あ…っ、」
 両手が自由になろうとしているあいだもずっと、ピストンは激しかった。
 体液の音が卑猥に、ひっきりなしに、結ばれた中から響いてくる。


 解かれた縄は無造作に床へ落とされ、ナナは嵌められたまま抱きしめられ、ベッドのほうへと連れて行かれた。

 「おいで?」

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