※※第215話:Make Love(&Sex aid).19








 四つん這いになって彼のを露にしてゆこうとすると、いきなりバイブのスイッチを入れられた。

 「あ…っ!?あっ…あっっ、」
 ナナの腰は跳ねて、玩具がかき出す蜜がたらたらと脚を伝う。
 ここで振動を与えられると、手こずってしまうのを狙ったとしか思えない。

 「素直に出来たから、特別な?」
 薄明かりが照らす彼女の淫れた姿を見下ろして、薔はあたまをよしよしする。

 「舐めながらたくさん気持ちよくなっていいぞ?」

 彼の笑みは意地悪で妖しくて、導かれるナナは両手を懸命に動かした。






 「は…っ、あっん…っあっ、」
 腰が勝手に跳ねて、自分でも止めることができない。

 「手ぇ動かしながら腰くねらせて、やらしいな…おまえ、」
 髪を撫でて言葉を落とし、眺めている光景に薔も我慢ができなくなっている様子だ。
 乱れた吐息や、硬度でナナにもわかる。

 「あ…あっ、も…っ、すごい…っ、ああ…あっ、」
 何とか露にできた彼女は、手で持って上下に撫でてみながら、

 「あんんっっ!」

 達してしまった。
 玩具は中でずっと動き続けていた上に、一番に欲しいモノは目の前にあるのだし。

 「……っ、おい、掴むな…って、」
 イけた瞬間にぎゅっとやっちゃったようで、薔はぶるりと躰をふるわせた。
 息づかいが、さらに乱れる。


 「あ…っ、すみませ…っ、ん…っあっ、」
 慌てて手の力を緩めたナナは欲情しながら、そろそろと舌を這わせていった。

 ヌッ…チュプッ――…




 「……ん…っ、」
 薔は撫でていた髪をゆびに絡める。
 「は…っ、はあ…っんっ、」
 ナナは上目遣いに彼の表情を確かめて、気持ちよさそうであることに悦びを覚える。

 「熱いな、おまえの舌…」
 妖美な視線と共に、薔は囁きを落として、
 「ん…っ、……薔のも…っ、すご…っ、熱いっ…れす…っ、」
 舌で撫でるとますます硬くなって、高揚するナナの中は収縮を増す。

 「ん…っ、んう…っ、」
 やがてうっとりと先端に舌を這わせると、彼女は口に咥え込んでいった。

 ジュプッ…ッ…――――…

 「ん…っむっ、う…んっ、」
 彼の鼓動はすでにとても速くて、喉までひしひしと伝わりきた。






 「……っ、あ…っ、」
 つよく吸われた薔は微かな声を上げる。
 「ん…っんうっ、んく…っ、」
 ナナは夢中になって、口と手と腰を動かす。

 ジュポッ…グポッ…

 喉を鳴らすほどに、お腹のなかまで熱くなった。
 玩具は相も変わらず、中に振動を与え、細かく揺さぶるクリトリスもぷっくりと膨れさせてゆく。

 「気持ちいいよ…」
 少し乱れた髪を整えるように頭を振ると、薔はローターを乳首へと当ててきた。

 「んぐ…っ!?ん…っぁっ…やん…っ、」
 快感に驚いたナナは思わず口を放してしまい、

 「あ…っっ!」

 腰をくねらせ達していると、ベッドへと押し倒された。

[ 277/535 ]

[前へ] [次へ]

[ページを選ぶ]

[章一覧に戻る]
[しおりを挟む]
[応援する]


戻る