※※第215話:Make Love(&Sex aid).19
シャツを脱ぎ捨てた薔は、彼女と向きあい髪を撫でると、微笑みかけて抱きしめた。
ますますくっつきあうこととなり、ナナのドキドキも高まるばかりだった。
ゆびが、撫でてゆく肌にそっと食い込む。
「なぁ、ナナ…」
肩にキスをして、彼女の顎を持つと、濡れたくちびるを親指で撫でて開かせ、薔は確かめて誘惑をした。
「キスでもっとこん中熱くしてやったら…俺のも熱くしてくれるか?」
問いかけだと思ったが、応える間もなくくちびるは奪われた。
舌を絡めながら、濡れすぎたパンツまで脱がされ、ナナは一糸纏わぬ姿にされて玩具を咥え込んでいる。
無造作に床へと散った衣服たちは息を潜めながらも、ベッドのうえの淫靡な行為を彩っていた。
ヴヴヴィ――…ッ…
「ん…っふ、ぁん…っ、」
キスをしながら、振動を再開したローターで胸を愛撫されだす。
もうかたほうも手でしなやかに揉みしだかれながら、どちらも乳首には触れそうで触れてはもらえない。
くちびるが吸いつきあって、深く舌を滑り込ませて舌をなぞられ、吸われながら放されると吐息を漏らす間もないほどすぐに塞がれる。
ヌクッ…クンッ――…
すっぽりと入れられたバイブを、中はさらに吸い寄せようとしている。
シーツには溢れだす蜜が染みて、猥りがましい広がりを見せていた。
「ん…っはっ、ん…っ、」
ゆっくりと、くちびるが放されてゆく。
薔はそのままくちびるを滑り落とすと、不意討ちで乳首を吸って舐めた。
「あんん…っ、あ…っん、」
甘い刺激を食らって、ナナは堪らなくなる。
これはもう、ディープキスの直前に誘われた言葉に、従うことしかできなくなる。
「あ…っあっ、……薔…っ、」
「ん?」
ナナはそろそろと手を伸ばし、ボトムスのうえからさすりながらそれは恥ずかしそうに申し出た。
「おくちで…っ、しま…すっ、ん…っ、」
さすっていると否応なしにわかってしまったが、すでに硬くなっていた。
ナナは一人で我慢していたのではないということが痛いほどにわかり、興奮して中を狭めている。
彼とのキスでたくさん熱くしてもらった口内で、彼にもたくさん気持ちよくなってほしかった。
膣で玩具はまだ動いていないのだけど。
「そっか、嬉しいな?」
あたまをなでなでした薔は彼女を見つめてくすっと笑い、ローターを放していった。
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