※※第213話:Make Love(&Fascination).124








 ズプンッ――――…!

 「あっ…っあ、はあ…っ、」
 言われた通りに脚を開いた状態で待ちわびていると、一気に奥まで挿入された。

 「最初からきつく締めるとまた抜いちまうぞ?」
 ところが、薔はわざと抜こうとする気配を見せ、ゆびのときを思い出したナナは甘えた声で泣きながら彼へとしがみついた。

 「やああ…っ!抜いちゃ……やれすぅ…っ!」








 全てで欲しがる気持ちが、キュウウッと彼を吸い寄せる。

 「やっぱ泣いてくれんのか……可愛いな?」
 あたまをよしよしすると、抜くこともなく薔は再び奥へと向かって突き上げた。
 「心配すんな、抜かねぇよ…我慢できねえっつったろ?」
 涙へとキスをする、くちびるは優しかった。

 「俺はただおまえの反応が見たかっただけだ……」










 ズプッ…ズプッ――…

 「あっ…あっあっ、いじ……わるっ、」
 ナナは甘えた声を上げて、さらにつよく薔へとしがみつく。
 彼女のくちびるは不意に彼の肌を滑り、至上の悦びを得ながらドキッとしてしまう。

 「煽りすぎたおまえが悪い…」
 耳にキスをして、ふっと笑った薔は最奥へと突き当てる。
 キモチイイ場所もいっぱい擦られて、ヴァギナはたっぷりと熱くなった。

 「あ…っっうっっ、」
 体内からビリビリと痺れてしまうようで、えもいわれぬ快感に迫られナナは絶頂を得た。

 「あああぁぁっっ!」
 躰は戦慄き、中は勢いよく収縮をする。





 「……っ、く…っ、」
 収縮に堪えて歯を食い縛った薔は、動きをさらに速く激しくさせた。


 パンッ、パンッパンッ――…

 「あっ…あっあっ、待っ…えっ、ああ…うっっ、」
 イったばかりで激しくされて、何度も奥を突かれ、すぐにまたイけそうでナナはおかしくなりそうだった。
 「待てねぇよ、おまえん中…最高に気持ちいいんだぞ?」
 動きをいっさい緩めることもなく、薔は彼女の両手を取りゆびを絡めて誘う。

 「このまま一緒にイこっか…」









 「あっあ…んっああっあ、あ…っ、」
 切なげに落とされた微笑みにも感じすぎて、ぎゅっとつよくゆびを絡め返すことと収縮でナナは彼に応えた。
 触れあう体温が愛おしすぎて、もっと触れあいたくなる。


 「あっ…――――――…っっ!」
 そして、彼女が再び絶頂を得るのとほぼ同時に、
 「……っ!」
 薔も射精をした。

[ 245/535 ]

[前へ] [次へ]

[ページを選ぶ]

[章一覧に戻る]
[しおりを挟む]
[応援する]


戻る