※※第209話:Make Love(&Intersect).121
「なぁ、濡らしすぎだろ…」
薔は彼女のパンツをずらし、秘部を曝け出させる。
「ああ…っ、あっあ、ん…っ、」
直にゆびは滑り、蜜はますます絡められて、
ヌププッ――――…
「あ…うっっ、」
親指ではクリトリスを撫でられたまま、いきなり中へと3本が滑り込んだ。
「あっん…あっ、あ…っあああっん、」
抜き差しで、かき出される愛液がソファに垂れて落ちる。
ナナの嬌声は上擦る一方で止まる処を知らない。
鷲掴みにするように、乳房を自分で掴んでしまった。
「それじゃ痛くねぇか?」
張り出した乳首へ、薔は舌を這わせてくる。
「あ…あっあ、あ…っは、あ…っんっあ、」
ナナはえもいわれぬ快感に乳房からは手の力を緩め、代わりに彼と繋いだ手に力を込めた。
ジュッ…チュプッ…
「あ…あああっあ、」
乳首は吸われて放され、揺れ動き、舐め上げられて中が収縮する。
ゆびでわかっている薔は、抜き差しの速度を速める。
「あ…っあ――――――…っ!」
堪らずに達したナナは、勢いよく潮を噴いた。
ソファから床までが、湿って艶を帯びる。
「いいか?ナナ、」
薔は滑らかにゆびを抜き、ゆびに纏わりついた愛液へと舌を這わせた。
「おまえを易々と監禁できたら、俺だってこんなにも苦しまねぇんだよ……」
「あ……あっ、」
妖美な視線にも、言葉にも仕草にも、何もかもに魅了されナナの躰は痺れて昂った。
「だから、離れらんねぇようにしてる……おまえだけを、縛りつけてく……」
どこか苦しげに告げながら、露にしてゆくと、
「目には見えねぇほうが、ずっと……たちが悪りぃよな?」
抱き寄せて押し倒し、薔は一気に挿入してきた。
ズプッッ――――…
「あああっっ!」
敏感な場所を擦られながら最奥へと突き当てられ、ナナは挿れられたとたんに達してしまった。
「……っ、いきなり締めんのかよ…」
ふるえた薔は息を乱し笑って、初っぱなから激しく動き始める。
ギシギシとソファが軋み、ふたりはきつく手錠で繋げた手を重ねた。
ジャラジャラと鎖の立てる音も、淫靡を彩る。
ズプッ、グチッ…グチッ…
「あっあっ…あっあ、あんっ…あっ、あ…っ、」
何度も突かれるナナの乳房は、ゆさゆさと揺れ動いていた。
「……は…っ、」
動きをまた速めて、息を上げた薔は片手で乳房を揉みしだく。
「あ…っ、ああっあ…っん、」
やっぱり彼に愛撫されるのが至上の快感で、あまりの気持ちよさにナナは躰を反らす。
「また奥まで狭くなった…可愛すぎだろ、」
中の動きを感じ取り、薔はわざと少し角度を変えて擦ったりもする。
「おまえん中…必死になって俺に甘えてるみてぇだな?」
吐息のような笑いが零れ落ち、ゆびで乳首が妖艶に弾かれた。
「あっ…っ、」
ナナは悩ましく躰を反らす。
重ねた手と手は熱くなりすぎて、どこまでが自分の手なのかわからなくなりそうだった。
「あ…っあああぁぁっっ!」
そして、彼女が戦慄き絶頂を得るのとほぼ同時に、
「……っ!」
薔も射精をして、子宮目掛けて注ぎ込んだ。
何度でも味わいたい鼓動に、中から支配されて止まらなくなってゆく。
「もっときつく、甘えていいぞ?」
止まらなくなってゆくのは彼も同じようで、今度は彼女の片脚を曲げてもうかたほうへと押さえつけた状態で突き始めた。
「んっ…あっ、あっ…あっん、」
手錠で繋いだ手と手はずっと、離れることはなく、
「そうすればおまえはもっと…俺から離れられなくなるだろ?」
耳もとへくちびるを寄せて、薔は吐息のような言葉を落とす。
「あっ…っ、」
その通りですと言わんばかりに、ナナは彼の手を握り返し、締めつけた。
感じて仕方がない、自分だってもっと、離れられなくさせてほしい。
愛おしい体液は攪拌され、猥りがましい音と共に溢れだす。
「…――――――愛してるよ…」
囁いた薔はまた深く、彼女の中を突き上げた。
「んんっ…っあ、」
ナナは刺激されて止まない官能に意識が飛びそうで、ふたりはくちびるも重ねる。
「……っん…ふっ、ん…っ、」
息の根ごと奪われてしまいそうなキスにも夢中になる。
目には見える鎖が揺らめき、ジャラリと音を立てた。
…――――こけし姉さんは無事、ゲイちゃんと両親と司が待つ家には帰してもらえたのだろうか?
…――Does a marriage turmoil break out?
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