※※第208話:Make Love(&Make love!).12







 ズッッ――――…

 「はあうっ…っ、」
 深く挿れられ、奥へと当てられ、悩ましげに躰を捩ったナナの肌からエプロンはさらに滑り落ちた。
 艶いた肌が露となり、突かれ始めてテーブルが軋む。
 彼女は彼だけに味わわれ、むさぼられてゆく。



 「……っ、は…っ、」
 切なげに息を上げた薔は、彼女の脚を一緒になって掴みさらに高く上げさせた。
 ゆびが食い込んだ柔肌まで、愛撫されたみたいで気持ちがいい。

 「朝までしてたんだけどな……俺も、すげえ興奮してる、」
 息を乱して笑った彼は何度でも、最奥へと向かって突き上げた。

 「おまえがあんまりにも厭らしいから…」









 パンパンッ、パンッッ――…

 ふたりがぶつかりあう音は、重なるキッチンからリビングにまで響いてゆくようだった。

 「あ…っあっ、も…っ、イく…っ、イっちゃ…っ、」
 限界を悟ったナナは、きつく彼の腕を掴む。
 「だろうな…」
 お見通しといった風に笑った薔は容赦なく、奥深くへと突き当てた。

 「ちゃんとわかってるよ…繋がってんだぞ?俺たち……」
 妖しい囁きが、肌を甘く蝕んでゆく。







 「あああっっ!」
 ナナは戦慄き、絶頂を得る。
 「……っ、く…っ、」
 収縮に堪えた薔は、彼女がイっている間にもさらに動きを速めた。
 狭まる中へと幾度となく、快感が打ち付けられる。


 「あっあっあ…あっ、あ…っん、あ…あっ、」
 肌に浮かび上がる、くちづけの痕が増える。

 喘ぎを上げるナナの口の端から、唾液はテーブルへと伝い落ち、

 「おまえほんと…可愛いな?」

 顎から唇へと舌を這わせて、薔は吐息でキスを落とす。

 「は…っあ、あ…っ、」
 目眩を覚えるナナは、無我夢中で彼へとしがみついた。
 「キスは?しなくていいのか?」
 あたまを撫でて、薔は悪戯っぽく確かめてくる。



 「ん…っ、あ…っは、」
 してほしいと、言葉にする前にナナは物欲しそうな視線で彼を見つめ、

 「エロいよな、」

 くすっと笑った薔は動きながら、彼女のくちびるをも奪ってしまった。

 「俺しか映してねぇな…」

 …ッ…くちゅっ――…





 「ん…っふ、ん…っ、」
 湿って乱れたエプロンが、ピストンによって揺れ動いていた。

 「んっっ!」
 舌も絡められたまま、ナナはまたしても絶頂を得る。

 「……っ!」
 今度はほぼ同時に、薔も射精をして、

 「ん…っくっ、ん…っ、」

 子宮目掛けて注がれながら、ナナは呼吸も丸ごと奪われてしまいそうな感覚に溺れた。
 求められて、求めて止まらない。




 「は…っ、あ…っ、」
 ふたりはいったん、名残惜しげに唾液の糸を引かせて見つめあったのだけど、

 「…――――――っん…」

 またすぐにくちびるを重ねて、テーブルのうえを濡らしていった。
 ゆさゆさとした動きに合わせて、エプロンは猥りがわしく揺らめいていた。










 …――――そんなこんなで月曜日、

 制服姿のまま連れ去られたこけしちゃんは、彼氏のおじいちゃんとご対面か?














  …――Something likely to happen that troublesome premonition!

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