※※第２０４話:Make Love(&Make Love!).11

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　ピチャッ――――…

　「あぁぁ…っん、」

　脚は開かれ持ち上げられ、彼のためにいやらしいケーキとなった秘部へと舌を這わされる。

　「蕩けてしまいそうだね？」
　醐留権は舌全体を使って、生クリームを舐め取ってゆきながら、

　「こっちの苺はえっちな蜜を、どんどん溢れさしてゆくんだね…」

　入り口の近くをジュッ……と吸ってくる。
　「あ…っっ！」
　こけしちゃんは達してしまう。

　「たくさん濡れてくるから…両方びしょびしょになっているよ？」
　溢れる愛液はクリトリスまでも、艶めかせ濡らしてゆく。
　エロティックで甘い匂いが、熱を帯びて漂う。

　「は…ぁっん、あ…あぁぁっ、」
　躰をふるわしつづけるこけしちゃんの、湿った乳房は揺れ動き、

　くにゅっ…

　伸ばした手で、生クリームを塗りたくられなかったほうの乳房を揉みしだかれだした。

　「あぁぁっん、」
　プニプニと乳首が弾かれ、秘部も舐め回され堪らなく気持ちがいい。
　ソファで求められ、お誕生日プレゼントとしてこけしちゃんは自分を捧げているようなものだ。


　ジュッ…チュプッ――…

　取っておいた苺たちが、舐められだす。
　クリトリスは優しく吸って放されてから、舌で弾かれ膨れてしまう。
　その愛撫にも反応してひくひくとふるえる入り口も舐められ、襞を舌でくすぐられる。
　くすぐられて感じてしまってからは、中へと舌を滑り込まされ音を立てて擦るように舐められる。

　「あ…あぁぁっっ！」
　こけしちゃんはまたまた、達してしまう。
　持ち上げられたつまさきまで、ビクビクとふるわし彼女は息を荒げていた。


　醐留権はもっと、舐めてあげようと意気込んでいたのだが、

　「要ぇぇ…っ、」

　恥じらいながらもこけしちゃんは、甘えた声で申し出てきた。

　「あたしもぉぉ…っ、要のにいぃっぱい生クリーム塗ってぇぇ……気持ちよくしてあげたいぃ…っ、」

　と。






　醐留権はばっちりズキンときちゃったために、目指すはさながら生クリームバナナとでも言っておきましょうか。

　「お誕生日だからぁぁ…っ、ご奉仕しますぅぅ…っ、」
　もじもじと上体を起こしたこけしちゃんは、ケーキへ手を伸ばそうとしたのだけどちょっとふるえてしまいままならず、

　「悠香はほんとうに可愛いね…嬉しすぎて堪らないよ、」

　その手を掴んだ醐留権が手助けをした。
　生クリームは二本のゆびに、たっぷりと絡め取られる。


　「もうおっきくなってるぅぅ…っ、」
　見惚れたこけしちゃんは、露にされていた彼の自身へと生クリームを塗ってゆき、

　「……っ、」

　ぶるりとふるえた醐留権は、彼女のあたまを撫でた。

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