※※第１６７話:Make Love(&Honeyed).95

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　熱が増してきたのだろう。


　ソファの上へと、薔が横たわり、

　ギッ…

　その上へと、ナナがまたがる。



　「……っ、はぁ…っ、」
　火照った表情で、彼は熱い息を上げ、

　ツププッ…

　「ああうっ!?」

　パンツをずらすとさっそくゆびを入れてきた。

　「おまえの言う通りだな、ほんと熱いよ、ここ…」







　グチュッ…グチュッ…

　深く入った中指は、抜き差しされだし、

　「あ…っ、あっ、ああ…っん、」

　ナナは思わず彼のシャツを掴む。
　汗ばんだ美しい胸元がさらにはだけて淫ら。


　チュグッ…

　ゆびは増やされ、

　「クリも真っ赤になってんな…」
　覗く膨れたクリトリスは親指で撫でられだす。


　「あああんっっ！」
　達してしまったナナは、弓なりに躰を反らし、

　くにゅっ…

　乳房を下から支えるように愛撫されだした。

　「キュウキュウに吸いついても指は増やすからな？」

　ヌググッ…

　そしてゆびが増やされる。









　「は…っ、あっ、あああっあ、」
　3本を抜き差しされながら、陰核を弾かれ秘部は甘く乱される。

　「どんなに熱くなっても気持ちいいんだよ、こん中…」
　笑った薔はゆびの動きを滑らかに速める。

　「あっっ！」

　ビクンッ――――…

　ナナはまたしても達してしまう。



　襞は開き、蜜を滴らせ、いつでも彼自身を受け入れ体勢だ。
　ゆびだって大好きだけど、やはりソレにはどうやったって敵わない。


　グチュ、グチュッ…グチャッ…

　「あふ…っ、ん…っ、あっん、あっ、ああ…っあん、」
　けれどまだまだゆびで乱されてゆくばかり。

　「エロい動きしてんな？おまえの腰…」
　薔は中でざらついた部分を擦る。



　ふと、

　「あ…っあっあ、もっ、ずるい…っ、」

　気持ちよさにいてもたってもいられなくなったナナさんは、彼の胸へと両手を滑らすと、

　キュッ…

　乳首を摘まんじゃった。



　「……っ、」
　薔は躰をふるわす。

　「あああぁ…っ、あ、あ…っ、」
　大興奮のナナは、無我夢中になって彼の乳首を弄くる。


　「おまえな…俺の乳首摘まんだ途端にきつく締めてんじゃねぇよ、」
　ちょっと切なげに笑った彼は、ゆびを一気に深く入れてくる。

　「あう…っ、」
　ガクンッと体勢を崩しそうになったナナだが、

　「あっ、…あっ、ここっ、舐めた…っ、」

　ちゅうっ…

　そのまま乳首に吸いついちゃった。

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