※※第１８２話:Make Love(&Oral tradition).105

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　すぐに探り当てられたブラジャーのホックが、片手で外された。

　むにゅっ…

　そのまま、背中から湿った肌を滑った手は、やわらかく乳房を愛撫しだす。

　「ん…っ、」
　感じた真依は、躰を反らし、

　「もう…っ、こら…っ、」

　気持ちよさに、顔を逸らそうとした。


　「まだダメ…」
　ところがすぐにまた、くちびるを塞がれてしまい。
　「ん…っ、んん…っ、」
　胸を揉みしだかれながら、舌で舌を絡められてゆく。



　キュッ――…

　キスの最中、不意に乳首がゆびで挟んで擦られだした。

　「んんん…っ、」
　真依はつよく彼の腕を掴んでから、躰を反らす。
　左手も滑り込ませてしまうと、屡薇は両手で胸を揉みながら乳首を弄くる。



　「ん…っあっ、ちょっ…と…っ、」
　くちびるが離されると唾液が微かに滴り、真依は上擦った声を上げた。
　顎に伝った唾液へ舌を滑らせ、屡薇は吐息でも触れてくる。

　「真依さんの乳首…どっちも硬くなってきたよ？」
　そしてクニクニと、ゆびさきで突起を遊ばせる。



　(恥ずかしい…っ！)
　高揚して仕方ない真依は、声を抑えようとしてとっさに片手で口元を隠していた。

　「そろそろ舐めちゃおっか？」
　笑った屡薇は彼女のトップスを捲り上げる。




　「ん…っん、あ…っ、」
　弾むように双丘は露にされ、弄られた乳首は血色を増し、ピンと上向きに起っていた。

　…ッ…ちゅっ…

　やわらかく揉みながら、まずは右にキスが落とされ、

　「んっっ…」

　感じた真依は片手で口元を覆う。
　左は未だ、ゆびで愛撫されている。

　「もう…、俺ほんと、余裕…ねえかも……」
　乳房を愛撫している屡薇も、かなり汗ばみ、息を乱していた。
　何だかすごく可愛いな……と、真依は思ってしまったことは内緒である。


　内心では最高に、彼女がときめいていると、屡薇は真依のボトムスのボタンを外して囁いたのだ。

　「脚開いてもらってもいい？」










　ときめきを撤回したくなった真依だが、まだまだ胸は高鳴り、従うべきか悩んでいた。

　「ねぇ、真依さん……お願い……」
　ボタンのあとは、ファスナーを下ろしてゆきながら、こんなときに年下発揮か屡薇は耳もとでちょっと甘えた声を出す。

　「濡れてるか確かめさせて？」







　何だかすごく卑怯だ！と思った真依だったが、自然と脚を開いておりました。

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