※※第130話:Make Love(&Make Love!).5






 ちゅ…ちゅっ…

 「んぅ…っ、ん…っ、」

 くちびるを濡らし離れていったくちびるは、柔肌を滑らかに伝い落ちてゆく。



 スルッ――――…

 醐留権の手は、トップスのなかへと滑り込んで、

 くにゅっ…

 ブラの上から乳房を、やわらかく揉み始める。


 「あぁぅ…っ、」
 直接ではないのに、こけしちゃんはひどく感じてしまい、

 「真ん中はすごく、硬くなったね、」

 笑った醐留権は片手で、

 プツンッ…

 ホックを外してしまった。




 上に持ち上げる際にも、敏感になった乳首と擦れて、

 「……っんぅ、っ、」

 こけしちゃんはふるえる。


 「触ればもっと、硬くなるかな?」

 人差し指でクニクニと、乳首は上下に弾かれて、

 「あ…ぁっ、あぁ…ぅっん、」

 こけしちゃんはベッドのうえ、艶かしく躰をよじる。



 「コリコリしてきたよ、舐めてみようか?」
 そして醐留権は彼女のトップスを、捲りあげていきました。
















 ――――――――…

 二時間、歌ったりほどほどにイチャついたりして(なぜならカラオケルームだから!)、外へ出ると16時近くでした。


 「うおぉん!薔はもう歌がお上手すぎて、しぃーでぃーとやらにしてほしいんですけど!」
 「俺はぜってーお断りだ。」
 ナナの感動は、未だ覚めやらず。




 再び手を繋いで、歩いているなか、

 「ナナ、」

 ふと、薔は言ったんです。

 「少し、休憩してかねぇか?」







 「休憩?」
 ナナは目を、ぱちくりさせ、

 「してきます!」

 喜び勇んで応えました。



 「いい返事だ。」
 ちょっと妖しく笑った薔は、彼女の手を引いてとある場所へと向かったのでした。






 …――――大丈夫!

 ふたりとも高校生かと思いきや、じつはそうじゃないから!

 足して二で割っても、そらすんごい数字になるし。
 今日は私服だし。


 て、まだ行き先どこだか言ってない!

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