※※第160話:Make Love(&Insert).90







 シャッ――――…

 レースカーテンのみが勢いよく戻される。

 「ん――――――――…っ…」

 ふるえたナナはカラダを反らす。

 グッッ…

 またしても3本入ったゆびは、深くを目指してから動き始め、

 「んっ…ふ、ぅん…っ、んっ、」

 激しいくちづけに目眩を覚え、堕ちるまでに蕩けて窒息してしまいそう。


 「んっっ!」

 ビクンッ――――…

 ゆびが中のざらつきを刺激することもあり、ナナは達する。



 「……っ、は…っ、」

 いったん少しだけ、くちびるを離しても唾液では繋がったまま見つめあって、

 はむっ…

 「……っっん、」

 すぐにまたキスは続行されました。






 股の間に入れられたゆびが、両脚をガクガクとふるわせるから堪らない。

 ぎゅうっ…

 「ん…っん、んんん…っ、」

 今度は向き合えているため、ナナは必死で彼へとしがみつき、

 「んんんんんうっ!」

 達する。



 キュッ…

 するとイっているそばから、ゆびで弄られだす乳首。

 ビクッ…ビクッ…

 「んんっ…く、ぅんっ、」

 全身のふるえは止まらない。


 「ん……は…っ、あっ、」
 やがてくちびるから離れたくちびるは、下へと伝っていって、

 「ああああぁぁぁっっん!」

 高く声を響かせ、ビクビクとふるえたナナは達してしまった。




 チュプッ…

 「ひ…っん、」

 そのなかでも乳首は、くちびるに挟んで扱かれだす。


 ヌグッ…グプッ…グチャッ…

 抜き差しされるゆびが、最奥から蜜を誘い出し。



 「なぁ、」

 吸いついた乳首を離してから、薔は確かめてきた。

 「欲しがりなこん中は俺の指…、まだ離したくねぇのか?」






 れろっ…

 その後にも乳首を舐められる。

 「は…っ、あっ、あ、」
 ナナは感じすぎて、どうかしそうなのだけど、

 「それとも、」

 妖美な囁きは呪文よりも、遥かに絶対的だった。

 「指なんかじゃねぇすげえやつ…奥までぶち込んでほしいのか?」









 「ん…っ、あっあん、」
 応えは、決まってる。

 「こんだけに吸いついてくんなら…、ちゃんと聞かせてみろよ…ほら、」
 薔は囁きすら、容赦なく、

 「ああっ…あ、薔ぅ…っ、」

 ナナは甘えるかのようにおねだりしちゃいました。

 「ゆびじゃな…っ、おちんちん…くらさっ、…あっ、」

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