※※第158話:Make Love(&Make Love!).8






 グチュッ…グチュッ…

 「すごぉぉいぃ、こんなに硬くなったぁぁ…」

 手で扱いていたこけしちゃんは、たいそううっとり。


 「悠香はたまに、言葉責めをしたくなるのかな?」
 ぶるりとふるえた醐留権は、汗ばみ笑って、

 「これぇぇ、言葉責めかなぁぁ…?」
 「……っ、そこを擦られると…堪らないね、」

 こけしちゃんは手の動きを、速めたりして。




 そのうちに、

 「こっちへ躰を寄せられるかい?」
 「うんぅぅ…」

 彼女を横向きにさせた醐留権は、

 ヌルッ…

 「あぁぁ…っ、」

 パンツのなかへとゆびを入れ、直に触れてきた。




 「さっきよりも、濡れてるみたいだね…どうしてかな?」
 臀部から伝った彼のゆびは、ラビアをなめらかに愛撫して、音を聞かせて、

 「あっあぁ…っん、だっ…てぇぇっっ…」

 ビクビクとふるえていたこけしちゃんは、思わず、

 「要のがぁぁ…っ、すごいからぁぁ…っ、っっんぅっ、」

 はむっ…

 咥えちゃった。




 「私も…指を入れてみるよ?」

 グチュンッ…

 「んぅぅぅ…っふ…」

 醐留権もスムーズに、ゆびを滑り込ませ。



 「1本でも吸いついてくるね、増やすとどうなるかな?」
 「んんんぅ…っうっん、んぅ…っ、」

 グチュッ…グチュッ…

 口で扱いている最中に、増やしながら抜き差しされる。




 「悠香の中…、熱くなって私の指も蕩けてしまいそうだ…」
 3本となったゆびをバラバラに動かし、醐留権は息を荒げるなか、

 「ん…っくぅっ、ん、」

 おくちに熱を感じるこけしちゃんは、達しちゃいました。

 「んんんんんうぅぅっ!」





 「……っ!」
 すると強く吸われた醐留権も、避妊具の中へと射精したようで、

 「はぁぁ…っ、」

 精液で膨らむ様を口内で感じたこけしちゃんは、ゆっくりとくちびるを離していった。






 「いっぱい出たぁぁ…」
 「悠香もたくさん出ているよ?」
 「そんなことぉぉ…っ、言っちゃやぁぁ…っ、」
 ゆびを抜かれ潮が吹き、羞じらうこけしちゃんでしたが、

 「今夜は後ろから挿れてもいいかい?」

 という、囁きかけに、

 こくぅぅん…

 控えめに頷き、おもむろに四つん這いになりました。




 「パンツはもう少し、下ろしてもらえるとありがたいね、」
 抜いたゆびを舐めてから、新しいコンドームを着けながら醐留権はちょっと意地悪く笑って、

 「はやくぅぅ…」

 こけしちゃんは素直に、パンツを下ろして待機です。




 そして、

 「ひくひくしてる…ここは可愛いね、」

 腰を持って支えた醐留権は、ゆっくりと挿入してきた。

 ズッッ――――…

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