※※第157話:Make Love(&Endearment).88







 「よく濡れてる…滴ってきそうだぞ?」
 「や…っ、あっ、息…っ、」

 下から吐息で触れられ、ナナはビクンとカラダをふるわす。


 そして、

 「薔の…もっ、すご…っ、おっき……ですっ…」

 彼のモノに大興奮していると、奥までキュンキュンしちゃって、

 「今、中すげえ動いたな、」

 ピチャッ…

 「あ…っん、」

 秘部を舐められだした。






 ジュッ…クチュッ…

 舌は丁寧に這い、全体で愛液を舐め取ってゆく。


 「おまえはまだ吸わねぇのか?」
 しかも薔はまた、吐息や僅かな振動でも刺激してきて、

 「は…っ、あ…っ、」

 ふるえるくちを何とか大きく開いたナナは、咥え込んでゆきました。

 グププッ…

 「んぅ…っ、」








 ジュプッ…グポッ…

 「んん…っん、ふ…っ、」

 夢中で吸いつき、吸い上げる。

 「ここ…パンパンに膨れてきたぞ?」
 舌でやわらかく弄ばれる陰核は充血し勃起して、

 はむっ…

 「んんんうぅ…っ!」

 くちびるでそうっと挟まれ気持ちよくて、咥えたままナナはイけてしまった。




 ジュッ…チュプッ…

 それでも薔は容赦なく、吸ったり舐めたりして甘美な刺激をクリトリスへと与えてくる。

 「んっ…む、ぅん…っ、」

 ジュルルーッ…

 ナナは一心不乱に、つよく吸いつき、

 ヌルッ…

 クリをそうっと撫でるみたいに伝った彼の舌は、

 チュグッ…

 入り口をゆっくりと拡げるようになぞりました。



 「んんっ、…んっ、ん…っ、」

 ビクッ…ビクッ…

 ナナの躰はふるえっぱなし。


 「ん……」
 薔はそのまま、中へと舌を滑らせ、

 「んんんんんっっ!」

 ビクンッ…!

 彼女はまたまた達してしまった。


 その瞬間、しがみつくかのように思いっきり吸い上げちゃって、

 「……っ!」

 ドプッ――――…!

 おくちのなかに、出されちゃいました。





 「んぐぅっっ…ん!」
 溢さないようにと、注がれる白濁液をナナは懸命に嚥下する。

 ゴックン…



 「んぐ…っ、んっ…んぐっ、」

 チュパッ…チュパッ…

 それからまた愛おしそうに、すぐに硬くなったソレをしゃぶりだして、

 ジュプッ…ヌグッ…

 艶かしく顔を動かす彼は、吸いながら舌でGスポットを撫でてくるから堪らない。

 「んぅ…っふ、ん…む…っ、」







 汗に濡れた肌も、いやらしくそうっと愛撫されつづけ、

 「んぐううっっ!」

 ビクビクンッ――――…

 ナナはまたしても、咥えたままイけちゃいました。




 「……っ、は…っ、」

 その直後、薔はスムーズに舌を抜いていって、

 「んうっ…っ、」

 咥えたままカラダをくねらせたナナの潮は、シーツを濡らした。

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