※※第１３５話:Make Love(&Lips).73

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　ピチャッ…

　「くふぅ…っん、」

　開かれた脚のあいだ、音を立てて舌が滑る。



　「なぁ、おまえ、ケツまでグチョグチョになってんぞ？」
　イジワルに甘く、吐息でも触れて、

　「着せたばっかの俺のにもう、こんなに染み作っちまって…」

　薔は丁寧に執拗に、蜜を絡めクリトリスを舌で愛撫する。








　チュプッ…ヌチャッ…

　「……っん、あっ、は、ん…っ、…や、」

　ナナはつまさきまでも、快感にふるわせ、

　「にしても甘ぇな、ここ、」

　彼はふっと、囁いた。

　「俺も蕩けちまいそうだ…」










　「あ…っあああぁぁっん！」

　ビクンッ…！

　カラダを反らし、ナナは達する。


　それでも、容赦なく、

　「中のひくつき、よく見せて…」

　くぱぁっ…

　「あ…っ、あ、……めぇっ、」

　脚はさらに開かれた。









　ヒクヒクッ…

　「あぁ、やっぱエロい動きで誘ってんな、」
　「見ちゃ…っ、やらぁ…っ、」

　これではもう、丸見え。



　涙を流すナナは、愛しき彼の服を両手で掴み、

　「イヤ？よく言うよ、」

　ヌプッ…

　「……っあ、んっ、」

　舌は滑り込まされた。

　「見られながらも濡らすくせに、」












　グプッ…グチャッ…

　「あ…っん、あ、あ…っ、は、ぁ…あっ、ん、」

　舌が抜き差しされ、擦るみたいに舐められる。


　「は…っ、」

　時折、薔は熱く吐息を零し、

　「んんああぁぁっっん！」

　ナナはそれにも感じ、達する。





　チュッ…ジュルッ…

　「ひゃあぁ…っ、ン、」

　おまけに舌を動かしながら、吸いつかれたりもして、

　「あふぅっっ！」

　ビクンッ――――…！

　激しくふるえたナナは、またまたイってしまった。








　プチュッ…

　「……っん、ふぅ…っん、」

　舌が抜かれてゆく。


　ピュッ…ピュッ…

　潮は吹き、ソファをも煌めき濡らして。




　「そのまま、見せてろよ？」
　濡れたくちびるを、左手のゆびで拭ってから、

　「次は指が蕩ける番だ、」

　グチュッッ…

　「あうぅ…っ、」

　薔は右手のゆびを3本、スムーズに入れてきた。

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