※※第１３２話:Make Love(&Apical).70

---

　グッ……グチッ…

　「あ…っ、はぁ…っ、」

　ゆっくりと、前後に動いている、つもりです。


　れろっ…

　「速くねぇか？」

　薔は揉み上げた乳房へと、舌を這わせながら、

　「あぁ、そうか、こいつはおまえが一番に、欲しいモンだったな…」

　ちゅっ…

　乳首を咥えた。





　「あっっ！」

　びくんっ…

　ナナは達する。


　くちびるで挟まれた乳首は、チロチロと舌で刺激され。




　ギッ……ギッ…

　「あ…っん、はっ、あ…っ、」

　夢中で腰を動かすナナの速度は、やはりだんだんと速まっていたため、

　「っとにおまえは、欲しがりだな、」

　グイッ――――…

　「んえ…っ？」

　挿れたまんま強引に、薔は互いの位置を入れ替えてしまった。

　ドサッ…

　「お手本見せてやるよ、」














　ズッ…………ズーッ…

　「あ…っ、ああぁ――――…」

　とたんにかなりのスローペースとなり、けれど彼だと激しく突き上げられる感覚もあっておかしなくらいに感じてしまう。


　「躰で掴め…」
　薔はゆっくりと、深くへ、腰を動かしながら、

　ぐいっ…

　脚をさらに持ち上げ、ずらしてあったパンツを脱がしていきました。







　「は…っ、あ…んっ、ぁ、」
　濡れたソファの上、ナナは口の端から唾液を垂らして喘ぎ、

　バサッ…

　パンツは床へと落とされた。







　「えろ…、もっと濡らしてぇな…」

　ちゅっ…

　薔は動きながら、濡れてしまった脚へと舌を這わせる。



　「あ…っ、あ、あっ、らめ…っ、イっちゃ…っ、」

　ナナは天へと向かうつまさきまで、ビクビクッとふるわしつづけていて、

　「あああぁぁぁっっん！」

　達した。




　キュッ…

　「……っん、」

　それでも容赦なく、乳首は弄られだす。



　ズププ…………ズチュ…ッ…

　「はふ…っ、あっ…っ、」

　激しいくらいに腰づかいはスロー。




　「おまえん中、熱くて蕩けそうで、なのにきつく締めつけてて…、すげえ気持ちいいよ…」

　ギッ…

　そして薔はかがむと、くちびるが触れあいそうな距離で甘く囁いた。

　「やっぱ俺たちの一番は、いつでも惹かれあうな…」








　「あ…ああぁぁっっ！」

　カラダをいやらしく反らし、ナナが達してしまうと、

　「欲張りなおまえのここを、どこまでも満たしてやれんのは俺だけだろ？」

　グチッッ…！

　動きはいきなり、過激になりました。

　「そう為付けたのは俺だからな、」

[ 104/540 ]
[前へ] [次へ]

[ページを選ぶ]

[章一覧に戻る]
[しおりを挟む]
[応援する]

戻る