※※第１３２話:Make Love(&Apical).70

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　ちゅぽんっ…

　「は…っあ、んっ、」

　耳からくちびるを離せば、唾液が糸を引いて、

　「なぁ、おまえのここ、俺の指離してくれそうな気配ねぇんだが、」

　…ップ…グチュッ…

　「あんん…っ、」

　深く入れた薔は、耳にキスをし確かめてきた。

　「このまま指にしとくか？」










　「や…っ、」

　ふるふるっ…

　ナナは想いの限りに、首を横に振って、

　「薔…っ、大好きぃ…っ、」

　そのやさしさに気づいたのであろう、上擦る声を振り絞った。

　「わたし、ぁっ、いちばんっ、ほしいのはっ、薔の…っ、おちんちんですぅ…っ、」













　「淫乱…」

　薔は耳もと、クスリと笑うと、

　プチュンッ…

　「……っあ、んっ、」

　素早くゆびを抜いた。







　潮吹きが起こるなか、その手はビショビショのパンツを挿れやすいところまでずらしてしまい、

　「いいか？ナナ、」

　濡れたゆびを舐めながら、ベルトを外していった薔は大胆不敵に微笑んだ。

　「答えあわせは、これからすんだぞ？」














　ズプッ――――…

　「あ…っ、あっ、」

　腰が落とされ、徐々に咥え込んでゆく。



　「ん…っ、もっ、おっき…っ、」
　「でけぇのが好きなんだろ？」

　グチッ…

　「ひ…っ、」

　いきなり動かされ、ナナの躰はまたまた跳ね、

　「こん中狭ぇくせに、欲張りだよな…」

　誘うよう突き進めながら、薔は笑った。

　「まぁ、そのわりにはいつもすっぽり納まっちまうから、相性は最高にいいが…」












　「あ…っ！…あ、」

　思わずナナはちょっとイけて、反動によってか中は収縮する。

　「……っ、きつ…」
　薔は切なげに、歯を食いしばり、

　ズプンッ…

　無事、挿入できた！







　「あっ、あああぁぁっっ…」
　感じすぎて、ナナはビクビクッとカラダをふるわす。

　「な？途中で締めても全部挿っちまったろ？」
　薔は抱きしめ、背中を撫でると、

　「おまえの反応じっくり見てぇから、まずはゆっくり動け…」

　妖しく促した。

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