※※第１３１話:Make Love(&Sex aid).5

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　スルッ――――…

　薔は背中に片手をまわし、

　プツンッ…

　露になった肌へキスをしながらブラのホックを外してしまう。



　ヴッ…グチャッ…

　「あ…っ！あ、あっ、あああぁぁっっ！」

　一度に二度の感覚で、ナナがイけてしまうと、

　「乳首真っ赤じゃねぇか、」

　くにゅっ…

　乳房を揉み上げながら薔はソレをくちびるで挟んだ。

　はむっ…





　「ひっ！あ…っ、ああぁぁぁっ…」
　ナナの全身は、汗だく。

　つまさきまで、ビクビクとふるえを止められない。

　乳首はくちびるで扱かれたかと思ったら、チロチロと乳頭を舐められたりもして、

　「あああ――――――…っん！」

　ビクンッ…ビクンッ…！

　激しくふるえたナナは、立て続けにイけていた。








　「は…っあ、ん、」

　泣きながらふるえていると、

　トロォッ…

　とろけそうなソコから、電マはゆっくりと離されていきました。










　「さっそく使えて良かったな、」
　濡れた電マを後ろへ隠すと、あたまをよしよししながら薔は縛り上げていたネクタイを解く。

　「はぁっ、はぁっ、」
　ナナは荒々しい息をしながら、波打つシーツのなかくたぁっとしてしまい。



　ぎゅっ…

　「どうだ？おまえ専用の使い心地は、」
　淫れた彼女を、ずっとよしよししながら薔はやさしく抱きしめた。









　「途中っ、から…っ、何が、何だか…っ、わかんなく…なっちゃっ…」
　「だろーな、グチャグチャにしてよがってたもんな、」
　吐息と共にナナは答え、薔は耳もとクスリと笑う。





　そして、

　「は…ぁっ、ン、薔ぅ…っ、」
　「ん？」

　彼のシャツにしがみついたナナは、切なく零したのだった。

　「わ…たしっ、3かいっ、しか…っ、数えられなかっ…ですぅ…っ、」











　気持ちよすぎたけれど、最も欲しいものは与えられないのかとナナはまたしても泣き濡れ、

　「なぁ、ナナ、」

　背中を撫でる薔は、確かめてきた。

　「俺はおまえに“何回イくか数えられたら”、つったよな？」

　と。





　「そ…っなんです…、だから…」
　ナナは涙声で、返す。


　すると彼は、ちょっとイジワルに笑って、

　「なのにおまえはちゃんと、何回イったか最後まで数えようとしたんだな…、偉いぞ…」

　と、囁いた。








　「んえ…っ？」
　つまりは言葉の綾で、大事なのは“回数”ではなく“数えること”だったわけで、

　「そんないい子には、くれてやるよ、ご褒美…」

　薔はくちびるを奪いにきた。

　チュッ――――…

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