※※第93話:Make Love(&Suck).39






 「んえ…っ?」
 ナナは涙に濡れた目で、自分の胸を見てみた。


 「確かに…、おっぱいから何か出てますね…」
 「だろ?」

 ……これは、もしや、ついに ……?


 「ぇえ?わたしまだ、赤ちゃん生んでませんのに、ミルク出ちゃったんですかぁっ?」
 「やっぱおまえも、孕む気はあんだな?」
 「ぇぇえ!?」


 …もういずれは、孕むしかないね!








 母乳が出ているとは言っても、僅かになんですが、

 チュッ…

 「あ…っん、」

 否応なしに、吸われちゃいました。



 「ぁっ、あのっ…」
 「あ?」

 ちょっと強く吸われて、ビクンと反ったナナは、

 「ミルクっ、出ても…っ、ン、だいじょ…ぶ、なん、ですか…っ?あっ…っ、」

 と、自分ではわからないため、途切れ途切れに尋ねてみた。



 「おまえの場合は、問題ねえだろ、」
 「あっ…は、あぁ…っ、」

 吸うとちょっとずつ出てくるのか、薔はしばらく吸ったり舐めたりしていたのだけど、

 「何か、すげえ甘ぇな…」

 ふと、吹きかけた。



 「ダメ…っ、あぁんっ!」
 ナナはまたまた、イけちゃいまして、

 「そこばっか、ダメぇ…っ、」

 泣きながら、訴えてみたのだ。



 すると、

 「あぁ、そうだな、そろそろこっちには指でも突っ込んでやんねーとな、」

 グチュッ…

 「あぅぅ…っ!」

 後ろへまわしていた手で、ヴァギナにゆびを入れられてしまい。



 「ケツまでグチョグチョになってんぞ?とりあえず音で聞かせてやるか、」
 「やらぁ…っ、」

 涙声はまた、欲情を誘うこともあり、

 ヌチュッ、グプッ…グチュッ…

 ゆびはわざと大きく音を立て、聴覚をもいやらしく刺激して淫れる。



 「あ…ン、ぁん、あ…ゃっ、」

 ゆびを抜き差しされながら、乳首の母乳も余すとこなく吸われてゆき、

 「あ――――――――…っ!」

 仰け反ったナナは、立て続けに二度ほどイった。






 「はぁ…っ、…あっ、あ、」
 そのまま涙にも濡れながら、薔の肩へともたれていると、

 プッン――…

 「あ…っ!」

 ゆびは抜かれ、持ち上げられた片足からパンツは脱がされた。

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