※※第121話:Make Love(in Splash).62







 制服のまんままったりと、ザザえもんをみんなで鑑賞してから、そのままナナは珍しくか夕食の支度を手伝った。

 「何なんでしょう…、もう、薔はお料理してるときすら、色っぽすぎるんですけど……」
 「あ?」
 なかなか順調なようだ。

 “ナナちゃんがバスタオル掛けてくれたんけど、暑苦しい…”
 リビングで優雅に丸くなる花子のうえには、ザザえもんバスタオルが。


 「おい、見てばっかいねぇで、何かやれよ、」
 「な、何をやればいいですか?」
 「…仕方ねぇな、」

 と言いますことで、結局ナナは手解きで、薔にあれやこれや(料理のね)を教えてもらったのでした。















 ――――――――…

 「愛羅さん、ほんとに、ベッドで教えるの?」
 彼女部屋にお邪魔している羚亜は、頬を赤らめもじもじしている。


 「うん、だって羚亜くん、玉用意する必要ないよっ?」
 すでに興奮状態の愛羅は、彼の制服のジッパーを下ろしてゆく。

 「なにそれ、なんか卑猥…」
 もはや恥ずかしさに、羚亜は火照る顔を両手で覆い、

 「舐めながら手で、してあげる…」

 露にさせた愛羅は、うっとりとソコへキスをした。

 チュッ…





 「……っぅ、あ、」
 ぶるっとふるえ、羚亜は彼女の髪にゆびを絡める。

 「ん……」
 愛羅は吸いつきながら、手でそうっと弄ってくるのだ。


 「ちょっ…、愛羅さん、それ、や…だっ、」
 羚亜はもはや、涙目で、

 ぷはっ…

 くちを離した愛羅は、息を乱し問いかけた。

 「痛かった…?」




 「そ…じゃない、けど、すぐ、出ちゃう……」
 羚亜も息を乱し、応える。

 「だったらいいじゃん、いっぱい出して?」
 「わっ、あ…っ、ちょっ、と…っ、」
 そして、続行されました。




 チュッ…ジュプッ…

 「ん……むっ、」

 愛羅は夢中になって、扱く。


 「も…っ、ダ…メ、」
 熱い息をあげ、片手でブレザーをきつく掴んだ羚亜は、

 「…――――――――っ!」

 出しちゃった。




 ゴクンと飲み下し、愛羅はからだを起こす。

 「もうガマンできないよぉ…」





 「あっ、愛羅さん、俺結局、ほとんど何も…教えてもらってないんだけど、」
 「羚亜くん、感じすぎだよっ、いいから脱いでっ?」
 「うわぁ!愛羅さん!?」

 …――――やはり、こうなったか!

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