※※第116話:Make Love(&Polynesian sex).58







 ズッッ…

 「あん…っ、」

 ほしくて仕方なかったモノが、中に挿れられてゆく。


 「こら、まだきつく締めちゃダメだろ?」
 笑いながらも、薔は徐々に突き進める。


 そんでもって、

 「ん…っ、ダメ…っ、おっき…」
 ナナがウルウルと振り絞ると、

 ヌプッ…

 けっこう浅くで、止まってしまった。




 「し、締めちゃった、から、ですか…っ?…あっ、」
 奥までほしいため、ナナが泣きながら尋ねると、

 「違ぇよ、」

 ギシッ…

 覆い被さるようにして、くちびるのすぐうえで薔は囁いた。

 「まずはゆっくりって、言ったろ?」










 ヌルッ…

 「あっ…っ、」

 それだけで中が、ちょっと擦れる。


 ちゅ…

 薔はやさしく、ナナの鼻にくちづけると、

 「ここで20回、堪えてみろ、」

 微笑んだ。






 「にじゅ…っ、かいもっ、ですか…っ?」
 「まだ浅ぇだろ?いくぞ、」

 ズ……ッ…ズーッ……

 と言いますことで、とにもかくにも動き出されちゃいました。






 …1…………2…………

 「あ…っ、ああぁ…っ、」

 最初は数えられたが、途中からもう頭は真っ白状態となった。


 「あ……」
 薔はやたらとセクシーな声を、零すと、

 くにゅっ…

 スローに突きながら、動きに合わせて乳房を揉み上げる。



 「あああぁっっ、あ、」

 キュッ…

 彼の背中へ、ゆびを立て、

 「ああ…っ!」

 ナナは達していた。




 「あとちょっとで、20回だったのにな、」
 「ん…っ、ん、だってぇ…っ、」
 クスッと笑った薔は、クリクリと乳首をこね回す。


 「次は、もっと深く…、ここでは15回にしてやる…」
 「あ…あっ、ああぁっっ……」

 そしてさらに深く、さっき取ってあった場所くらいまで、挿ってゆきました。








 ギッ……ギッ……

 ベッドもスローに、軋みます。


 「ここ、好きなんだろ?」
 擦りつけるように、動いて、

 「ならじっくり、感じてみろよ……」

 汗ばむ薔は、やさしくソコを攻める。




 「はぁ…っ、はぁ…っ、」
 汗だくのナナは、数えることができるはずもなく、じれったい快感を感じまくっていたのだけど、

 「あ…っん!」

 びくんっ…

 やっぱり15回に及ぶことなく、達してしまった。





 「じっくり感じたのか?今度は更に深ぇぞ、」
 「や…っ、も、ムリぃ…っ、」

 ナナは夢中でしがみつくものの、

 …ッ……ズーッ…

 「……っあ、っ、」

 奥までとはいかない深みまで、薔は突き進めた。

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