Ｆ･Ｂ･ＤⅢ

※※第１１５話:Make Love(ClimaxⅣ).57

　「ふ、あ…っ、あっ、ん、薔っ、そこぉ…っ、」
　ナナは気持ちよさに泣きながら、くしゃりと自身のブラウスを掴む。

　「すげえな、これ以上硬くなんのか？」

　はむっ…

　ピンと膨らんだ乳首は、甘噛みされたりして、

　「はうぅ…っん！」

　ビクンッ――――…！

　ナナは達してしまった。

　「あぁ、硬くなった気がすんな、」
　「や…っ、指ぃ…っ、」

　おまけにクニクニと、ゆびさきで押し上げるように擦られたりして、

　「んんん…っ！」

　カラダを反らしたナナは、ブラウスをくちに当てまたまたイっていた。

　「何で声抑えんだよ、」
　「だって、ダメ…っ、」

　イったあともちょっとだけ、当てていたかと思いきや、

　ぐいっ

　「あっ…っ、」

　すぐに強引に、脱がされてゆきました。

　「そんなんしてっと、全部脱がしちまうぞ、」

　クイッ――――…

　と言いますことで、否応なしに下まで脱がされてしまい、

　「もう前も後ろもビショビショだな…」
　「見ちゃ…、や…っ、あ、」

　バサッ…

　結局、一糸纏わぬ姿にされてしまっていた。

　「ん…っ、ダメ、です……」

　脱がされた拍子に、ナナのカラダは半ばうつ伏せ状態となって、

　「おまえの可愛さがな、」

　露になった肌へ、薔は数えきれないほどのキスをしていった。

　「あっ、あん、あ…っ、ん、」

　シーツを掴むナナの胸は、

　くにゅっ…

　まわされた片手で、やわらかく揉み上げられる。

　「ケツ、突き出せるだろ？」
　「ん…っ、あ、は…っ、」

　素直に従って、ナナが臀部を突き出すと、

　ヌルッ…

　後ろからなめらかに、薔はゆびを滑り込ませてきた。

　「ああぁぁっっん、」

　ナナはカラダを反らすため、否応なしに臀部を突き上げ、

　「拡がったな、指入れてみるか、」

　グチュンッ…

　スムーズに1本、入り込んだ。

　「あふぅ…っん、」

　ビクビクッとふるえ、枕に顎を乗せたナナは泣きながら腰をくねらせる。

　「1本入れただけなのに、おまえのエロい汁シーツに滴ってるよ、」

　ちゅっ…

　グチュグチュと抜き差ししながら、乳房を揉み、項や肩や背中へと薔はキスを止めない。

　キュッ…

　「あん…っ！」

　乳首はゆびで摘ままれ、擦り合わされたりして達し、

　「キツく締めたが、まだまだ入んな、」

　ヌププッ…

　ゆびは増やされていった。

　「はぁ…っん、あっ…っ、」

　3本入ってバラバラに動かされ、喘ぎつづけるナナの愛液は太股を淫らにヌルつかせる。

　「おまえん中の動きが、俺の指に吸い付いてくる、ほら…」
　薔はゆびで拡げたり擦ったりして、ヒクつきに合わせて卑猥な音を出して、

　「ひ、あああぁぁっっ！」

　ビクビクンッ…！

　激しくふるえたナナは、またしてもイってしまった。

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