※※第111話:Make Love(&Love juice).53







 強引に部屋へと連れてかれる途中、とりあえず脱がせるものはだんだん脱がされて。


 薔も途中で、ジャケットだけ脱ぎ捨てますと、



 ドサッ――――…

 「ゃん…っ、」

 ナナをベッドに押し倒した。


 ギシッ…

 すぐに上へと、薔が乗っかる。






 「俺の好きなように、抱いていいんだよな?」

 上で妖しい笑みを、浮かべると、

 「後悔すんなよ?腰がおかしくなっても知らねぇぞ、」

 ぐいっ

 彼はナナのトップスを、勢いよくまくり上げた。








 「後悔なんて、しないですぅ…」
 ナナは涙目になって、甘えた声。


 「なんだ?それ、煽ってんのか?」

 プツンッ…

 ブラのホックは外されて、上へとずらされた。





 くにゅっ…

 「ふうぅ…っん、」

 露になった、乳房が揉み上げられる。


 「ここに来るまでにもう、乳首こんなにさせて…」

 揉まれて強調される乳首は、弄られないままどんどん膨れてゆき、

 「あ…っ、あっ、やらぁ…っ、」

 潤んだ瞳でナナは、上擦る声を振り絞る。




 「なら抵抗してみるか?ほら、」

 手の動きは、止まってしまった。




 「らめ…っ、」

 まくり上げられた服を掴み、ナナはもじもじする。


 「ん?どーした?」

 薔は見下ろし、笑っている。






 「イジワルぅ…っ、」

 ナナは泣きながら、自分で服をさらにたくし上げると、

 「気持ちいいのぉ…っ、おっぱい、いっぱい好きにして…っ、薔ぅっ…」

 めちゃくちゃ甘えた声で、せがんだのだった。






 「よく出来たな、そのままスカートも捲れるか?」

 薔は妖しく微笑むと、太股をそうっと撫でながら少しだけまくり上げた。

 「とりあえず俺は、ここまでにしといてやる…」

















 くいっ

 ナナはトップスを持ったまんま、片手でスカートをまくり上げまして、

 「見えますか…っ?」

 もじもじと尋ねてみた。



 「色変わってんのはわかるが、足開かねぇとちゃんと見えねぇな、」

 ところがこんなことを言われてしまい、

 「こう…?」

 おもむろに足を開く。





 「溢れ出してんじゃねぇか、」

 薔は笑い、かがみますと、

 クチュッ…

 「あぁ…っん、」

 パンツのうえからゆびを当て、乳房に舌を這わした。


 「腹までグチョグチョだよ、よくここまで濡らせるな…」

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