※※第１１０話:Make Love(&Sex aid).3

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　ギシッ…

　ナナはベッドへと乗せられて、昂る期待に息を飲んだ。


　すると、

　「ちょっと待ってろ、」

　と彼女のあたまを撫で、薔はクローゼットの中からとあるモノを出してきたのだ。




　(なんだろう？あれ、)
　と思ったナナだったが、形からしてソレは卑猥だった。






　「さて、」

　バイブを手にし、振り向いた薔は不敵に笑って言いました。

　「今年最後の夜だ、とことん可愛がってやるか、」








　……ついに、バイブきたか！















　――――――――…

　ズッッ…

　避妊具はこけしちゃんが着けさして、ふたりはここらで繋がりました。


　「あぁぁ…っ、」

　ベッドのうえで、さらに上になって、こけしちゃんはうっとりと柔肌に汗を滲ます。



　「動かないのかい？」
　彼女の腕を撫で、醐留権は問いかけまして、

　「いっぱいでぇ…っ、動けな…っ、あぁ…ぁっ、」

　この時点でもこけしちゃんは、かなり限界寸前。




　「それなら、少しずつ動こうか、」

　ズッ…ズッ…

　醐留権は微笑むと、腰を動かしだす。



　「あぁ…っ、ぁっ、少しずつじゃぁ…なっ、」
　「そうかい？」

　ビクンと跳ねたこけしちゃんですが、腰を両手で掴まれ深く挿れられちゃいます。




　「んぅ、あ…っ、そこぉ、気持ちい…いぃっ、」
　「ここが奥だね、もっと突けばたくさんイけるよ、」

　グッ…グッッ…




　「あぁぁっ、あぁ、っ、ダメぇ…っ、」
　子宮が突き上げられるみたいで、堪らなくなったこけしちゃんは、

　「あぁぁっっん！」

　達していた。




　「……っ！」

　一気に収縮して、醐留権も射精する。

　コンドームがキツキツになって、中でかなり擦れている。





　「待て、悠香、いったん抜いて替えよう、」
　「んえぇ…っ、あと一回ぃ、このまま…ぁっ、んぅ、」

　いっぱい出しちゃったのにね。















　「悠香はなぜぇ、帰ってこんのだぁぁ？」
　「お父さぁん、落ち着いてぇぇ。」

　玄関をウゥロウロするこけしちゃんズパパ。




　“年越しそばくれえ、一緒に食わせてやれよ、親父さんよ、”

　ゲイちゃんはさりげなく、こたつを占領しておった。

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