※※第108話:Happy Birthday(&Christmas Eve!).2







 はむっ…

 素直に従って、ナナは自分のトップスを咥えました。


 「そう、いい子だ…、おまえは何でも、口に咥えんのが上手だな…」

 薔はフッと妖しく笑い、

 ツ――…

 胸の膨らみへと、舌を這わせた。



 「ん…っ、ん、ぅっ、」
 口は塞がっていて、声を上げられない。

 「そんなに動いたら、離れねぇよう吸いついちまうぞ?」
 胸から離したくちびるを、耳まで持ってきて薔は妖しく囁く。





 「ん…っ、んっ、」

 泣きながらナナは、ガクガクとふるえる膝で、彼にもたれてもう精一杯で、

 ヌチュッ…

 とうとう、しなやかな手はパンツの中へと滑り込んだ。





 「腰までヌルヌルしてる…」
 「ん…っ、ふ、ぅん、」

 乳首に吐息が触れて、臀部のあたりでゆびは愛液を絡める。


 「もう少し、足開けねぇのか?」
 「ふ…っ、んっ、ん……」

 ズッ――――…

 波打つシーツへ滑らせて、足を開きますと、

 「3本入るからな?」

 ブチュンッ…

 言葉通り、スムーズにゆびは3本入ってきた。





 「んふ…ぅんっ!」

 ビクンッ…

 堪らずナナは、達してしまい、

 「こら、今からキツく締めんな、指動かしづれえ、」

 とか言いながらも薔は、

 ヌポッ…ヌポッ…

 ゆびを抜き差しし始めた。





 「ん…っ、ん、んん…っ!」

 どんどん溢れだす愛液がかき出されて、太股を伝い落ちる感覚がある。

 とろぉっ…



 「何度イってもちゃんと咥えてんだな、偉いぞ?」
 薔は中でゆびを、バラバラに動かすと、

 ちゅっ…

 乳首をくちびるで挟み、扱き始めた。



 「んん…あっっ!」

 バサッ――――…

 達したナナは、思わずトップスを離してしまい、

 「気ぃ抜くんじゃねぇよ、はやくどかせ。」
 「も…っ、ムリ…っ、」

 少し彼の頭に、かかってしまいました。




 「ああぁぁんっっ!」

 ビクビクン――――…

 思いきり声を上げて、ナナは達する。




 ちゅぽんっ…

 吸いついていた乳首から、一気にくちびるは離されて、

 「あ…っ、ああ…ぁっ、」

 ぱふっ…

 トップスは乱れてずり落ちた。






 「はぁっ、はぁっ、」

 涙を流しながら、ナナは彼へもたれかかり、

 「そろそろ一緒に、気持ちよくなるか?」

 くい…

 片手で、濡れたパンツを脱がしながら、あたまを撫で、薔は確かめてきた。

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