※※第108話:Happy Birthday(&Christmas Eve!).2






 「……っ、」

 少しふるえて、薔はナナのあたまを撫でる。




 「ん、ん…っ、」

 唾液を使って濡らすように、レロレロと舐めてから、

 ヌッ…

 ナナはゆっくりと、咥えてゆきました。









 ぢゅるっ…ちゅぷっ…

 「ん…むっ、」

 音を立てて吸い上げて、ナナは卑猥に口を上下させる。



 「はぁ……」

 薔は深く息をして、

 くしゃっ

 彼女の髪を乱す。




 ちゅぷ…ちゅぷっ…

 「ん…っ、ん、…んっ、」

 夢中になってフェラをしておりますと、

 (あ…、すごく、硬くなった…)

 口の中で、手に取るようにそれがわかった。




 「……っ、く、」

 おまけに頭上では、やたらセクシーに薔が歯を食いしばります。


 (このひとも感じてくれてるんだな、嬉しいな…)

 とか想いながら、

 ぬーっ…

 ナナがヌルヌルと、扱いておりますと、

 「……っ、出る…」


 ジュポッ…

 口内に勢いよく、出されちゃいました。








 ゴクン…

 と嚥下しても、かなりたくさんだったためくちびるは濡れていて、

 「おいひい…」

 恥じらいながらナナは、顔を上げた。



 「よく言えたな、ここにまだ付いてるぞ、」
 「舐めます…」

 ペロッ…

 そのまま舌で、舐め取っていると、

 ぐいっ

 「ひゃ…っ、」

 ナナは抱き上げられていた。





 ツプッ…

 背中に両手をまわされ、スカートの中パンツの上からゆびが食い込む。


 「次はおまえの番、」





 「あ…っ、そこ、も、ダメ…っ、」
 「上も弄るか?そうすればもっと濡れて、もっとダメになる…」
 堪らず反っていると、背中からトップスをまくり上げられて、

 「そんなおまえが、可愛くて仕方ねえから全部してやる…」

 プツンッ…

 ブラのホックは、いとも容易く外された。




 ヌルッ…

 「まだしてねぇだろ?なんでおまえのここは、こんなに溢れてきてんだ?」

 胸はちょっとだけ露になったまんま、笑って問いかけられて、

 「わかんな…っ、」

 ナナはウルウルと、甘い声を振り絞った。



 「ふーん…、全部可愛がってほしくて、期待に溢れちまうんじゃねぇのか?」
 「そう…です…、可愛がって、ほし…」

 そうこうしているうちに、

 くいっ

 トップスは前もまくり上げられ、口の前まで持ってこられた。

 「なら、こいつ咥えてろ、」

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