※※第107話:Make Love(&Piledriver sexual).51






 「ん……っ、」

 思わず声は漏れて、すぐに舌は重なる。


 ちゅくっ…

 艶めいて動くくちびるのあいだ、唾液を絡めて音を立てる。


 「は……」
 いったん舌だけ抜いて、くちびるはくっつけ合って甘く見つめあうと、

 「ん――――――――…っ、」

 ベッドのうえにて、ナナは下にされていた。





 「ん…っ、は…ふっ、」

 熱い息も絡まって、カラダはもう汗ばんでいる。

 ちゅっ…ちゅぷっ…

 上になった薔は、ナナの頬を両手で挟み込んで濃厚なくちづけをつづけてから、

 「は……ぁっ、」

 ゆっくりと舌を抜き、くちびるを離していった。



 ツッ…

 糸を引いた唾液が、滴みたいに艶かしく落ちる。





 「はぁっ、はぁっ、」
 もはやぐったりのナナは、肩で息をしており、

 「あついだろ?おまえも脱げよ、」

 プツン…

 薔は彼女の、パジャマを脱がしにかかった。














 バサッ――――…

 結局、ナナのほうは素っ裸にされちゃいました。

 「恥ずかしい…です…」

 濡れているので、もじもじとソコに手を当てていると、

 「隠すと余計に、見たくなるんだよな、」

 くぱっ…

 強引に持ち上げられ、開かれていた。





 「あ…っ、ぁ、やだ…っ、」
 ナナはそれでも、手で秘部を覆う。


 その嬌羞に、薔はフッと笑って言った。

 「隠しきれてねぇぞ?もう足までビショビショだ、」






 「や…っ、息…っ、」
 とっさに手は、離れてしまい、

 「やらし…、濡れ過ぎて光ってるよ、おまえのここ、」

 ピチャッ…

 舌がなめらかに、ソコを滑った。






 「あ…ぁっ、ン、や、薔っ、ダメぇ…っ、」
 上に向いてるつまさきまでビクビクとふるわして、ナナは甘く振り絞る。

 「全然ダメそうな声じゃねぇな、ちゃんと言わねぇならこのまま続行だ、」
 吐息すら吹き掛けて、薔は丁寧にいやらしく秘部を舐めて愛撫してゆく。


 「や…っ、ムリっ、…ん、」
 「だったら素直に、舐められてあんあん言っとけ、」

 そしてとうとうナナは、素直に嬌声を上げるしかできなくなった。

 「あっ、あ…っ、あ…ん、」







 チュッ…クチュッ…

 「あ…っ、ん、あ…あっ、あっ、」

 落とされた明かりのなか、卑猥を奏でて熱くなる。


 時折軋むベッドは、乱れゆく一方で、

 「あぁ…っ!」

 ビクンッ――――…

 ナナは達していた。




 ピュッ…

 何度かにわけて、潮を吹きまして、

 「なぁ、いつまで吹いてんだ?」
 「やぁ…っ、見ない…でっ、」

 沸き上がる羞恥に、泣いて、またまた疼いてじつは欲しがる。





 まだ少し、潮吹きは起きているのですが、

 「おまえ、あんま揺らすなよ、乳首すげえ起ってんじゃねぇか、」

 ぐいっ

 なんと、ナナはクンニをされたまんまの状態で、臀部を持ち上げ足の上に乗せられたのだ

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