※※第106話:Make Love(&Hand cuff).50






 「はぁっ、あ…んっ、」

 乱れきったシーツまで、溺れたみたいにグッショリ。



 「四六時中触れていても、足んねぇんだよ…」
 薔は濡れた髪を片手でかき上げながら、シャツのボタンを更に少し外して、

 「だから、おまえは俺のな?」

 カチャ――――…

 ベルトへ手を掛けた。







 そうすると、堪えがたい期待にまたまた溢れてしまい、

 「見るか感じるか、好きな方を選べ…、今からぶち込むぞ、」

 ぐいっ

 ナナは両足を開かれ、持ち上げられた。










 ズンッ――――…

 そして、一気に挿入。



 「ああぁっっ!」
 挿った直後に、ナナはビクンッと反って達し、

 「感じる方を選んだか…、イきながらも見ときゃ、両方選べたのにな、」

 ズッ…ズッ…

 薔はすぐさま動き始めた。








 「あ…っ、あふっ、ん、あ…はっ!」

 ギシギシとベッドは軋み、奥を攻められ何度でも絶頂。


 ガシャガシャッ…

 手錠が音を立てて、今にも壊れそうだ。




 パシャッ…

 繋がった部分から淫らな嬌姿まで、撮られてしまい、

 「堪んねぇな、おまえのアクメ顔…、ほら、もっとイけよ…」

 ギチッ…

 おまけに激しく突き上げられて、

 「あああぁぁんっっ!」

 ナナはまたまた、オーガズムを得た。




 「く…っ!」
 薔もすぐに、中へと射精しまして、

 「……っ、混ざってっから、いい音してんな、中でも外でも…」
 「あっ、あ…あっ、薔っ、待っ…っ、あああぁっ、」

 さらに近づけて撮ってから、

 キュッ…

 胸が弄られる様も。





 「あ…ぁんっ、あ、あっ、は、あ…っっ!」
 濡れた乳首はゆびで執拗にこね回されだして、

 「淫れた姿もキレイだよ、ナナ…」

 甘く囁いた薔はそのくちびるに、キスを落としたのだった。

[ 230/538 ]

[前へ] [次へ]

[ページを選ぶ]

[章一覧に戻る]
[しおりを挟む]
[応援する]


戻る