※※第106話:Make Love(&Hand cuff).50







 お約束通りなのか、風邪っ引きの愛羅を家に一人にはできないため、羚亜は彼女宅にお邪魔しておりました。


 ベッドにそっと、寝かせまして。

 「愛羅さん、頭冷やしたほうがいいよ…!」
 羚亜がおでこに、おでこを当て心配そうに提案しますと、

 「羚亜くうん…、エッチしよ…」

 火照った顔にめちゃくちゃ甘えた声で、愛羅はこんなことを懇願してきたのだ。



 「ぇえ!?ダメだって!愛羅さん、風邪引いてるん」
 びっくり仰天した羚亜は、赤面しつつもからだを起こそうとしたのだけど、

 チュ――――…

 くちびるを塞がれちゃいました(さすがは肉食系女子)。



 「ん…っ、ふ…っ、」

 風邪のせいか、口内がいつもより熱い。

 くちゅ…ちゅくっ…

 その上乾いた舌が、唾液を欲しがって動き音を立てている。



 「ん……っ、…ん、」

 とうとう、キスをしたまんま、

 ドサッ――――…

 ベッドのうえで、上下が入れ替わっちゃいました!




 「んっ…は、ぁっ、」
 混ざり合った唾液がとろりと垂れて、おもむろにくちびるを離してゆきますと、

 「羚亜くん…」

 熱い息を吐きながら、彼にまたがっている愛羅は制服を脱ぎ始めたのである。

 「あたしの血…吸って?」




 バサッ――――…

 とりあえずブラウスだけと、なってしまい。

 「愛羅さん、ダメだって…」
 「ダメじゃないもん、あたし今、すごくエッチな気分なの…」

 プツ…

 ボタンは外され始めます。



 ゴク…

 羚亜は息を呑み、

 「あぁ…っ、濡れちゃった…」

 脱いでいる途中の愛羅は、彼の片手を取ると、

 ヌルッ…

 スカートの中ソコに当てさせ、撫でるみたいな声で言ったのでした。

 「羚亜くうん、グチュグチュになっちゃったよお……」





 「うん…、確かに、すごいね…」
 「…ぁん、動かしちゃ…」

 ゆびをちょっと動かしただけで、いやらしい音が響きます。



 ファ――――…

 ブラウスはほとんどはだけ、ブラジャーを上にずらして胸を露にすると、

 「見て?乳首がもう、こんなに起ってるの…」

 顔の上に乳房がくるよう、かがんで、愛羅は求めたのであった。


 「羚亜くうん、お願い、おっぱいから吸って…」

[ 223/538 ]

[前へ] [次へ]

[ページを選ぶ]

[章一覧に戻る]
[しおりを挟む]
[応援する]


戻る