※※第105話:Make Love(Climax?).49






 「ひあぁ…っ、」
 かなりふるえたナナの中、ヌポヌポとゆびは抜き差しされ、

 「見ろよ、ここ、狭ぇのにいきなり3本咥え込んだぞ、」
 薔は言葉を吹き掛け、容赦なく音を立てる。



 「や…っ、あっ、や…めっ、音…すご…っ、」
 「つってもこんだけ濡れてなきゃ、音なん立たねぇしな、」

 グップッ…ヌプッ、グチャッ…

 「ああぁぁぁっっ…」

 ナナは堪らず、カラダを反らして喘ぐ。



 「鳴いて音…抑える魂胆か?ならもっと、鳴けよ、」
 「ちが…っ、あっ…あ、」

 淫音に嬌声が上乗せされちゃって、蜜はダラダラと滴るほどになり、

 「あぁぁっっ!」

 ビクンッ――――…

 ナナはまたまた、達していた。




 「はぁっ、あ…っ、」
 堪えた足だったが、とうとうだらりと床に落ちる。

 「エロい声上げてイったな、こっちもグショグショだ、」

 プチュッ…

 「……っん、」

 そして、ゆびは抜かれました。






 「も…っ、や…っ、」
 ナナは泣きながら、振り絞る。

 それでも、

 「何がイヤなんだ?」
 愛液では濡れていないほうの手で、乱れた髪を撫でる薔は確かめてきます。




 ナナはふるえるくちびるで、

 「薔…、挿れ…て、お願い…」

 精一杯の、おねだり。



 「そろそろ俺の顔、見たくなったか?」
 薔は更に、髪へキスして焦らしますが、

 「あ…っぁ、ン、…っん、」

 それにすら感じて、ナナは答えるどころではありませんので、

 「言わねぇなら、このまま挿れるぞ、」

 グイ――…

 彼はまず、濡れて重さを増した下着を脱がしにかかった。












 パンツが床へと散りゆくあいだにも、ベルトは外されていった気がする。



 ズンッ――――…

 気づくと、後ろから挿入されていた。


 「あ…っふぁぁっ!」

 外れかけたブラが胸と共に揺れて、ナナは達する。


 「ほら、もっと跳ねろ、奥に向かって突いてやる、」

 グッッ…グチッ…

 彼女がイってるそばから、薔は動きはじめた。

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