※※第１０４話:Make Love(&Lesson).48

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　「あぅっっん！」

　激しく反って、ナナは達する。


　「バラバラに動かされんのも、好きだろ？とろけちまいそうなほど溢れてきたぞ？」
　両胸を愛撫しながら、薔は中で卑猥な音を響かす。
　親指ではクリトリスを擦られ、ヌルヌルにまみれてぷくりと膨らんだ。



　「ああぁ…っ！」

　爪先までビクビクと感じ、ナナは立て続けに達してしまい、

　「足開いてんじゃねぇか、そろそろここには、何がほしい？」

　堪らず開かれた足のあいだ、薔は再びゆびを留めた。






　「おねが…っ、挿れて…っ、」
　「それだけじゃ足んねぇよな？グチョグチョにされたいやらしいおまえのここを、なにでどうされてぇんだ？」
　無我夢中で求めても、焦らされるためもっと欲しくなって、

　「ん…っ、ぅ…っ、」

　くぱっ…

　ゆびを入れられたまんま、開いて、ナナは正直におねだりしていた。

　「ここっ…、いやらしいわたしのここ…をっ、薔ので…っ、もっと…いっぱいっ、グチョグチョに…して、くださ…っ、…ぁっ、」












　プッッ…

　「ひぅ…っ、」

　ゆびは抜かれます。



　「反則なほどに上出来だな、もっと開いてよく見せろ。」

　薔はゆびに付いた愛液を舐めながら、

　カチャ――――…

　ベルトへ片手を掛けました。




　「ん…っ、あぁ…ぁっ、」

　ナナはうっとりと、更に拡げる。

　「おまえの蜜、光ってる、トロットロに糸引いて、すげえ可愛いよ…」
　愛おしそうに妖艶に、薔はソコを見つめると、

　ぎゅっ…

　抱きしめて横向きになって、

　ズッッ――――…

　一気に挿入した。





　「あ…っ！」
　ビクンッとしたナナは、すぐに達せてしまい、

　ツ――…

　むき出しの彼女の太股をそうっと撫でながら、薔は自身の足の上へと片足を乗せる。



　「う、動かない…んですかっ？」
　「この状態で少し、イってみろ、」
　挿ったままで、動きもせずに密着して。


　「あ…ぁっ、ダ…メ、」
　ナナはぶるっとふるえると、

　「は…あっ！」

　ビクンッ…

　オーガズムを得た。



　「ちゃんと感じるだろ？いい顔してイった…」
　「ん…っ、ン、あ…っ、」
　吐息は触れあう距離で、甘く囁かれ、

　「ナナ、」
　「は…いっ、」

　必死で堪えるナナが薄目を開けると、汗ばむ薔は微笑んで言いました。

　「俺だってこれ、出さねぇようにすんの大変なんだよ、」

　と。





　「ぁ…っ、…あっ、ん、」
　ビクビクッとふるえてやまない、ナナの肌には次々と汗が伝い、

　「おまえん中が、おかしくなるほど気持ちいいからな、」

　きゅ…

　足を少し高く上げさせ、あたまに片手をまわすと彼は吐息みたいにつづけたのでした。

　「わかったか？俺たちはここも、最高に相性いいってことだ…」

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