※※第102話:Make Love(&Creme fraiche).46
「乳首でいいのか?」
「ん…っ、は…いっ、」
あいも変わらず乳首を、弄られておるんですが、
「ふーん、」
妖しく笑った薔は、椅子へ深くもたれた。
「なら、おまえがそこから、好きにしていいぞ?」
「い、いいん…ですか…っ?」
「あぁ。」
とは言っても、ナナの呼吸はまだちっとも整っておりませんが、
ぬるっ…
彼女は生クリームをゆびに取ると、
プツッ…
薔のシャツの、ボタンを外しはじめた。
「おまえそれ、順番逆じゃねーか?」
「確かにでした…」
外してゆくうち、ナナは徐々にからだを起こせるくらいになって、全てボタンが外れることなくはだけたシャツのあいだ、
ツ――…
テーブルから少しだけ身を乗り出すと、乳首へ生クリームを塗りつけていった。
「……っ、」
薔は少し切なげな表情で、微かにふるえて声を抑える。
ナナはゆびの腹で円を描き、撫でながら生クリームをゆっくり塗り付けてゆく。
そうこうしているうちに、乳首は見えないくらい生クリームは塗りたくられて、
「あ……」
そのいやらしさにうっとりするナナは、
ペロッ…
彼のシャツを両手で掴んで広げながら、舌を滑らせた。
「……んっ、」
ナナの髪をくしゃっとして、薔はやはり声を抑える。
ちゅうっと強く吸ったりして、ナナは彼の乳首を夢中になって弄ぶ。
「は……ぁっ、」
ベトベトに濡れて、ぷくっと起った突起がまたいやらしくて、
くちゅっ…くちゅっ…
「ん……」
ナナはまるで猫のように、彼の乳首を舐めるのだ。
「…味、わかったか?」
「甘いれふ…」
囁きみたいに確かめられて、そのあいだもナナは音を立てて舌とくちびるを動かす。
「……っあ、」
薔は微かに、甘く声を零し。
陶酔するナナは、露になった乳房が時折揺れて、いやらしい。
そうこうしているうちに、
ちゅぷっ…
胸はほとんど、唾液で濡れているわけなんですが、
キュッ…
ナナも、再び乳首を弄られだした。
[ 174/538 ][前へ] [次へ]
[ページを選ぶ]
[章一覧に戻る]
[しおりを挟む]
[応援する]
戻る