※※第102話:Make Love(&Creme fraiche).46







 (あぁぁ、ナナちゃぁん、保健室から帰ってくるまでに何かされちゃったのねぇぇ?)
 ニコニコと、こけしちゃんはちゃんと悟っておるようです。

 お昼休みです!






 「ここここけしちゃん…!」
 「なぁにぃ?ナナちゃぁん、」
 コソコソと話しかけてきた親友に、こけしちゃんもコソコソ返すと、

 「今回の小説はまた、エッチすぎて困ったよ…!」

 真っ赤のナナはやはり、コソコソと申し立てた。





 「エヘヘぇ、実は今度はねぇ、GLにも初挑戦しようかと思っててぇぇ。」
 「おおお…!醐留権先生ラブってことだね…!?」
 「それはそうなんだけどぉ、それはねぇ、とっくに果たされてるのねぇぇ。」
 「なるほどーっ!」
 こけしちゃんはこれでもかというほどにっこにこなんですが、

 アルファベットだけでその単語が出てきたナナは偉い!

 …………のか?





 はい、第二候補のまえに、こけしちゃんによる初のGL小説、近日公開かも!
 しれません。

















 ――――――――…

 「すごいね、ケーキってお家でも焼けるんだね!」
 「そぉぉなのぉ、クリスマスケーキとかもぉ、お家で焼くと楽しいのよぉぉ?」
 「なるほどーっ!」

 いつの間にかナナとこけしちゃんは、お菓子づくりの本を読みながらはしゃいでおった。


 そんでもって、

 「あぁぁ、そうぅだぁ。ナナちゃぁんは今日、バイトお休みだよねぇぇ?」
 「うん!そうだよ!」
 こけしちゃんは何かを、閃いたようで、

 「じゃあぁ、ナナちゃぁん、」

 にっこにこと提案しました。

 「よかったらあたしん家でぇ、一緒にケーキ焼いてみないぃ?」

 と。





 「えっ!?いいの!?」
 「いいよぉ、お許しが出たら是非ともぉぉ。」
 「うん!」

 ……まぁ、ハガキの作業も、ほとんど学校中で手分けしたからもう大丈夫だもんね。
 お許しが出さえすれば!





 乙女たちはこのあと、もしかしたらケーキ作りに励むかもです!

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