※※第101話:Make Love(&Make Love!).3







 「羚亜く〜ん、そろそろエッチしようよ〜、」
 「ダメだって、愛羅さん、これまだ、書き終わってないんだから。」

 羚亜と愛羅は意外にもか、せっせと仲良くハガキを描いておった。


 「え〜、エッチしてからまた描こうよ〜、」
 「でも、俺たちばっかり、セックスしているわけにもいかないでしょ、」

 ……えーと、羚亜くん、真面目に答えたとこ悪いんだけど、もうみんなセックスしとるよ。




 「羚亜くんのバカ〜!一生懸命〜!いいもん、襲っちゃうもん!」
 「愛羅さん!?」
 ここいらでとうとう、ガマンがいかなくなった愛羅は、

 「え〜いっ!」
 「うわぁ!」

 ドサッ――――…

 彼をベッドへと、押し倒したのであった。





 …今回は乙女たちが、かなり積極的だった。
 あ、愛羅はいつもだったか。

 ………………たぶん。

















 ――――――――…

 ズッ…ズッッ…

 擦り合わせるように、動いていると、

 「んあぁぁんっ!」

 こけしちゃんは達していた。


 するとやはり、キュウッと収縮して、

 「あ…っ!」

 彼女の腕を掴んだ醐留権も、熱く射精する。



 波打ち乱れたシーツのなか、汗ばむ裸体は煌めき卑猥で、

 「悠香っ、待ちなさい、あまり動くと、破れる…、」

 かなりたくさん出しちゃった醐留権は、いったん抜こうとした。




 「あぁ…んぅっ、も…いっかいぃ、らめぇぇ…?」
 こけしちゃんはできることなら、このまま続行したい。


 ですので、

 「なら、今はゆっくり動こう、替えたらまた、激しくいけばいい、」

 スローを提案した醐留権は、動きを緩めていった。






 下がゆっくりになったこともあり、

 むにゅっ…

 こけしちゃんは後ろから、伸ばした両手で乳房を揉まれだす。


 「ぁあ…ぁんっ、んんっ…っ、」
 反らしたカラダを引き寄せるよう、クリクリと乳首はゆびさきで擦り合わされ、

 「背中まで、伝っているね、すごくいい眺めだ…」

 醐留権は笑うと、ちょっと深くまで突き進めた。

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