※※第101話:Make Love(&Make Love!).3







 二回目ですのでわりとスムーズに、避妊具は着けられた模様です。


 「そのまま挿れられるかい?」
 「やってみるぅぅっ…」

 69のち、の体位ですので、背を向け乗っかっているこけしちゃんが、前にずれての挿入でございます!





 ズププ…

 ゆっくり、確実に、挿ってはいるんですけど、

 「んんんぅっ…、難しいのぉ、おっきぃからぁぁ…」

 汗と共にこけしちゃんは、涙も流しながら腰を落としている。



 「もう少しかがんで、開いてみたらどうだい?」
 腰を支えながら、醐留権は促して、

 「こうぅ…?」

 こけしちゃんはそれに、従いました。




 入り口はいくらか、拡がったようでして、

 「あぁ…ぁっ、ん、ぁ、」

 ズプンッ…

 無事、挿入は完了!




 でもここから、動きまくらなきゃなりませんので、

 「擦れるかい?」
 「は…いぃぃっ…、」

 前後に動いて刺激し合って、ベッドを軋ませていきましょう。
















 ――――――――…

 ヌプヌプッ…

 パンツを膝近くまで下ろされたナナは、またがった状態でゆびを抜き差しされていた。


 「あっ、あ、ン、や…っ、あ、」
 ふるえながら喘ぎは次々と零れ、

 「最初からやたら濡れてはいたが、もう太股までビチャビチャになったな、」

 クスッと笑って、薔はクリトリスも親指で愛撫する。




 「あ…っ!」
 ナナは達してしまい、

 「汗で張り付いてる、服なん脱いじまえよ、」

 そんななかでも、妖艶に見上げ薔は命じてきた。




 「ん…っ、あ…ん、っ、」
 ナナはビクビクッとからだをふるわせながら、

 クイ――――…

 トップスに手を掛ける。




 ギュチッ…

 その間にも、ゆびは深くへ入り込んで、

 「あぁぁっっ!」

 ビクンッ――――…!

 ナナはまたまた、達していた。


 「こら、離すんじゃねぇよ、最初っからやり直しだぞ?」
 「ん…んっ、あ、ンっ、」
 再びトップスを掴むものの、

 「はぅ…っん!」

 すぐに絶頂が、訪れてしまったのだ。



 「仕方ねぇな、俺が脱がしてやる、」
 腰を支え、告げた薔は、

 プッッ…

 「やん…っ、」

 素早くゆびを抜くと、

 ドサッ――――…

 ソファの上に、ぐったりしてしまったナナを乗せてから、

 ギッ…

 自らも、その上へと。

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