※※第101話:Make Love(&Make Love!).3







 にゅむっ…

 押し倒されちゃったこけしちゃんは、制服のスカートの中、パンツの上から秘部に触れられていた。

 「んんんぅ…っ、」
 声を抑え、必死で自身のブラウスを両手で掴む彼女へと、

 「声を我慢する必要はないよ、悠香、」

 やさしく言い聞かせて、

 ちゅっ…

 醐留権はその首筋へと、何度もキスを落としてゆく。



 「あ…ぁぁっ、んぅ、っ、」
 こけしちゃんはとうとう、甘い声を零しはじめ、

 ちゅうっ

 つよく吸われ、キスマークもつけられちゃいました。



 「ここなら、見えないとは思うんだが、」
 内出血したその部分を、醐留権はゆびでそっとなぞって、

 「やぁ…っ、くすぐったいぃ…っ、」

 ビクッとふるえたこけしちゃんは、少しだけからだを起こす。




 ヌチッ…

 そのとき、ゆびはパンツの上からちょっとだけ、中へと食い込んじゃいまして、

 「ぁ、あぁぁ…っん、」

 仰け反ったこけしちゃんは、切なく身をよじった。



 「……っ、」
 一瞬、醐留権はビクッとして、

 「悠香、足が、当たってる…」

 吐息混じりに告げたのだ。



 「あぁぁ、ほんとだぁぁ、」
 うっとりする、こけしちゃん。




 「フルになるまでぇ、擦るぅぅ?」
 「すごいことを訊いてくるね、」
 このまま足コキと手マンでいくのかと思いきや、

 「どうせなら、舐め合ってみるかい?」

 微笑む醐留権が確かめたため、69でいっちゃう模様です!

















 ――――――――…

 「んえぇっ!?」

 瞬く間に、ナナは真っ赤っかになると、

 「だ、だって、南南東の三番目は…?」

 乗っかったまんま、慌てはじめた。



 「あぁ、そんなん適当だ。だがソイツ探してるときのおまえは、めちゃくちゃにしてやりたくなるほど可愛かったぞ?」
 「うはぁ!」

 さらりと告げた薔のうえ、仰け反る勢いのナナ。





 「そそそれはほんとうに、すみませんでした!」
 このままでは面映ゆくて仕方なかったため、急いで降りようとしたナナの手を、

 ぎゅ…

 まるで引き留めるかのよう、薔がそっと掴む。




 ドキッとして、微動だにできなくなって、

 「もう、降りちまうのか?」

 少し潤んだ瞳で見上げる彼は、そのすべてでナナを引き寄せたのだった。

 「せっかく押し倒したんだ、好きなとこにキスでもしてけよ…」

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