※※第100話:Make Love(in Bathroom).45







 アナルのあとは、ちゃんとヴァギナにも挿れたんですよね。

 そちらは、お久しぶりかに割愛させていただき、ご想像におまかせすることとします!






 きちんと色々処理して、からだももう一回洗ってから、ふたりはバスルームを後にした。
 そして、共に甘い眠りへと、落ちていったのでした。















 ――――――――…

 次の日は、木曜日!



 ラベル箱のなかには、かなりの数が朝から投函されました。

 そして、この日は新たなものが、隣に設置されていたのである。






 <ご自由にお書きください。>

 その下には、学校の住所が明記されていて、たくさんのハガキが。


 「あたし、こういうのよく当たるんだ!」
 「だからって、そんなにハガキ持ってくなよ!」

 …これは、ハガキの争奪戦か?





 「それにしてもさ…」
 ハガキの争奪はいったん置いときまして、皆さんは至極うっとりと言葉にした。

 「薔さまって、ザザえもんがお好きだったのね…、かわいすぎるかも……」

 と。








 「甘いわね!」

 妄想を遮ったのは、ご存知、親衛隊隊長こと、果蘭でした。

 「アンタら何年、薔さまのファンやってるの!?ザザえもんが好きなのは、三咲さんに決まってるじゃないの!」




 ……なるほど〜!

 (※いや、それよりそのナナですら、身も蓋もないんだけどまだ一年経ってない、ファンじゃないけど。)





 「つまりは彼女のためになら、学校全体をも動かしちゃうのよ!」
 「なるほど〜!」



 ……ん?
 でもちょっと、待てよ、


 激しく羨ましすぎるな、それ。





 「…ちょっと、切なくなってきた。」
 「あたしも……」

 朝からしみじみしてしまった、皆さんなのでした。














 校長室にて。

 「おお〜、お腹がタプタプだよ、コレ〜。」
 一日中緑茶によって膨れたお腹を、細宮校長がタプタプしておった。

 「でも〜、このお茶美味しいから、助かったんだよ〜?」
 新しいボトルのキャップを、開けた校長は、

 「薔くんのためにもがんばるよ〜、校長先生は〜。きっと三咲さんのためだとは思うけど、学校のみんなが楽しそうだしね〜。ご褒美ほしいもんね〜。」

 と、さくら色したほっぺで、呑気に呟いたのでした。




 ……学校の皆さんは意外と、

 わかってらっしゃる!

 ………………たぶん。

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