※※第100話:Make Love(in Bathroom).45






 「ぁ…あっ、ん、」
 気持ちよさに涙が伝い落ちて、ナナはぐったりと彼にもたれる。

 「泡ん中でもわかるほど、赤ぇな、コリコリしてて、指でいくらでも弄れる…」
 耳にキスをしながら薔は囁いて、集中的に乳首を攻めにかかった。


 くにっ…

 上に向けて、そっと摘まんで引っ張られたりして、乳首は更に敏感になってゆく。


 「あ…ぁっ、ん、ぁ、あ…ン、」
 されるがままになっている、ナナの嬌声はバスルームに甘く響き、

 「おまえのやらしい姿、鏡にちゃんと映ってんぞ?見てみろよ、ほら、」

 ゆびで乳首を挟みながら、擦るようにして揉み上げ、薔は妖しく彼女を促した。



 「ん…っ、あぅ…っん、」
 ナナはおもむろに、涙に濡れた瞳を開く。

 鏡には、好きにされて淫れた、泡を纏う自分の嬌姿が映し出されていた。



 「や…っ、恥ずかしぃ…っ、」
 「そうだな、すげえエッチなことに、なっちまってるもんな、」
 ナナはすぐさま羞恥により赤くなったが、薔は耳もとでクスッと笑うと、

 「でも、堪んねぇほど、かわいいよ、ナナ…」

 プッッ…

 乳頭にゆびを当て、弾くみたいに擦りあわせた。




 「あ…っっ!」

 ナナはまたしても、達してしまい、

 「乳首だけで、何度もイけるんだよな、おまえは、」

 ざらつきに泡を含めて摩擦して、薔は容赦なくゆびを動かす。



 「ぁっ、あ…っ、…やぁんっ!」
 またまたイけちゃって、ナナがくたぁっとしてしまったところで、

 「そーいや、下も洗ってやんねぇとな、」

 薔は上半身から下半身へと、愛撫を落としていった。







 むにゅっ…

 泡にまみれて、襞がやわらかく洗われている。

 「ここだけやたら、ヌルヌルしてんな、」
 既に愛液も混じりすぎていて、音は立ちますが別の液を混ぜませんと泡はあまり立ちません。


 「ん…っ、…や、あ…っん、」
 ナナのカラダは卑猥に跳ねて、そこをもっと中まで乱してほしい衝動に駆られている。

 しかし、膣内は洗われることなく、臀部を洗われて、

 「脚、洗ってやるから、おまえはそこに座れ。」
 「んぇ…っ?」

 ナナは鏡の下方、突き出た台へと、座らされたのだった。

[ 145/538 ]

[前へ] [次へ]

[ページを選ぶ]

[章一覧に戻る]
[しおりを挟む]
[応援する]


戻る