※※第98話:Make Love(&Knife).44






 「ん……」
 キスをしていると、片手でボトムスのジッパーや何かは外されてゆき、

 くにゅっ…

 両の乳房を、右手に乗せるようにして揉まれ始めた。


 「ん…っ、ん……」
 ナナがぶるっとふるえると、

 クリクリッ…

 伸ばした親指と中指で、両方の乳首を弄られだして、

 クチュ…

 忍ばされた左手が、濡れまくっていた秘部へとパンツの上から触れたのだ。


 「ん…っあ、…っん、」
 ナナは薔の肩へ両手を置いたまま、カラダを反らす。

 「外まで染みてる、おまえ、グチュグチュしすぎだろ、」
 顎を舐めながら、薔は上と下でゆびを動かす。



 「やらぁ…っ、」
 「そんなにイヤなら、止めるか?」
 ナナはつい、なのですが、動かしながら確かめられて、

 ぎゅっ…

 「止めちゃ、や…っ、」

 せがむよう、彼へとしがみついた。



 「ここで止めときゃ、中まで指…、入れられなくて済んだのにな、」
 耳元、薔はクスッと笑うと、

 グチュンッッ…

 ゆびでパンツをずらし、いきなり3本入れてきた。




 「やあ…っん!」

 ナナのカラダは跳ねて、音を立てながらゆびは動き始める。


 ちゅっ…

 「指、折れちまいそうだよ、」

 首筋から徐々に下へ、何度もくちづけながら、

 ヌルッ…

 ナナが膝を立てているため、薔は乳房から滑り落とした手でクリトリスも弄り始めた。



 「あ…っっ!…ん、や、っ、」

 堪らずナナは達せてしまい、

 「何度イっても離れんじゃねぇぞ?」

 薔は前後で、容赦なくゆびを動かす。




 ぎゅっ…

 「や…ん、あっ、あ、…あっっん!」

 また達して、喘ぎを上げつづけるナナは無我夢中でしがみつき、

 チュ――――…

 ちょうど目の前にきていた、乳首も舌で愛撫されだす。
 ゆびは中で、バラバラに動く。



 「や、あぁんっ!ふ…っ、あ…ぁっ、」

 汗は流れ、下では陰核も膣も淫されまくって、

 「やらし…、ここまで蜜、滴らせるか?」

 肌の上で薔が囁いた直後、

 「ああぁっっ!」

 ビクンッ――――…

 弓なりに反り、ナナは達した。






 それでもグチュグチュと、中ではゆびを動かされる。

 「クリはもう、パンパンだな、後は肌と擦れ。」
 前からは離したゆびを、薔は妖しく舐めてゆく。




 「んっ、あ…あぁっ!」

 泣き濡れるナナは、何度目かの絶頂を迎え、

 プチュンッ…

 「…あんっ、」

 ゆびは素早く抜かれました。

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