※※第79話:Make Love(+Make Love!).1







 グプッ…グチュッ…

 「ん…っ、ん…」

 突かれながらナナは、薔へとしがみついていた。

 つま先まで、ビクビクと反応をやめない。



 「や…っ、」
 感じるナナは、思わず、でして、

 「やなのか?振りながら、濡れてキツく締まるここは、何を厭がってんだ?」

 ズッッ…

 薔は更に深く、突き上げた。




 「あぁ…っ!」

 ぎゅっ

 快感に、強く彼へしがみついたナナは、

 「はぁっ、はぁっ、」

 乱れた息をし、泣きながら言いました。

 「やだ…、気持ちいい…」







 「薔ぅ…、気持ちよすぎて…、…っん、おかしく…なっちゃ…っ、あ…っ、」
 この甘えた声に、

 「……っ、」

 薔も堪らなくなった。



 「おい、おまえが可愛すぎて、俺もおかしくなるぞ…」

 グチ…ッ

 「あぅっ、」

 動きは激しさを増し、

 「ん…っ、一緒に、おかしく…なりますかっ…?」

 攻められながら、ナナは途切れ途切れ提案した。



 「だからそれが、可愛い、つってんだよっ、」
 薔は動きながら、ふと、


 「まぁ、悪くはねぇな、おまえとなら…」


 耳元、笑った。




 「ああぁっ!」

 ナナはイってしまい、

 キュウッ

 「あ…っ!」

 激しい収縮も起きて、薔も中に発射した。






 「はぁっ、はぁっ、」
 吐息を絡め、

 チュ――――…

 再び動きながら、キスを交わした。


 濡れた薔のシャツで、ナナの胸は擦れている。



 「ん…っ、」
 甘い声を漏らし合って、濡れてくちびるを離した。





 「こんだけ突いてりゃ、まず、おかしくなんのは腰だな…、」
 「あ…っ、あん、ぁ…っ、薔ぅ…っ、」

 バスルームに熱は立ち込め、

 「く…っ、」

 感じるナナの締めつけに、薔もまた感じて。




 繋がる部分は互いの液で、溢れかえるほどで。

















 ―――――――――…

 はい!

 セックスの後は、ちゃんとお風呂にも入って、就寝したのでございます。

 この日はつまり、土曜日でしたので、明日は日曜日!



 11月11日って、

 何の日だっけ!?
















 『I will disgrace beautiful you.』

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