※※第77話:Make Love!(&Craving).26
抜いてから。
「なぁ、」
まだ服を着ず、ベッドの上にてふたりは抱き合っていた。
「ずっと、こうしててもいいか?」
「おまえ抱いてっと、すげぇ落ち着くんだよな…」
ぎゅっと抱きしめ、薔は囁きますので、
(かっ、かわいいっ!そして、あれだけ汗かいたのに、もんのすごくいい匂い!)
キュンッとして仕方ないナナは、彼のあたまをなでなでしてみた。
「おい、」
「はい、」
しばらくつづける、予定が、
「あんま乱すな、また挿れっぞ、」
「ぎゃあ!」
もしかしたら、もう一回しちゃったのかも!
セックスの後は、一緒にお風呂にも入って、眠りに就いたのでした。
―――――――――…
「おおおわ!またお弁当ですかぁ!?」
次の日、ナナは一気にテンションが上がった。
「イヤなのか?」
「イヤなように見えますか!?もんのすごく嬉しいんですよ!」
このやりとりを見ながら花子は、“あぁ、朝から落ち着くわ、”と思っているのだと思われます。
「行くぞ。」
「はいっ!」
「ワン(いってらっしゃいませ)!」
ドキドキドキドキ…
(あぁぁ、ナナちゃぁん、はやくぅぅ。)
かなり早めに登校したこけしちゃんは、教室にて親友を待ちわびていた。
(男と女のエッチをぉ、ちょぉっと詳しく教わりたいからぁぁ、ナナちゃぁん、お願いぃ、はやく来てぇぇ。)
…そう、彼女はほぼ毎日、
彼氏とセックスしとるもんね!
土曜日が待ち遠しいけど、
劇も見逃せないかも!
...I want you to fill me with you.
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