教えて、愛を。





 「ああっ…ん………咲……………好き……なの………………」
 淫れた息をあげて、漣はからだを捩る。


 そのからだにキスをしつづける咲は、伸ばした両手で彼のベルトをはずし、ジーンズを脱がせた。



 「くちで、シてやるからな。」



 からだをずらせた咲は、

 「ん…………」

 クプ――…

 右手で竿を握って、そそり屹つ漣のアソコを、くちに咥えた。


 「ひぁああ…ぁっ……………」
 ビクンとした漣は、顔をすこし起こして、自身のモノを咥えている咲をうっとりと見つめる。

 「あ……あ…っ…………咲………………なんか……すごい……よ………………」

 荒く息を吐き出す漣のソレを、唾液たっぷりに、ヌルヌルと咲は扱く。
 そして、うしろにも手をまわし、穴にゆびを突っ込んでグチュグチュと深くかき回した。

 「ああんっ…………咲…………おかしく……なっ…ちゃう………………」
 ビクビクしながらも、漣は腰を突き出す。



 「ん……………」
 ゆびとくちで扱きつづける咲は、脱げかけたシャツから乳首をすこし覗かせていた。



 唾液で糸がひいたソコは、猛々しく、勃ちあがる。


 「あ…っ………咲…………でちゃう………………」
 やがて漣は、


 「ぁあああぁ…ぁっん………………!」


 過激に反って、咲の口内へと射精した。





 ゴクンッ

 飲み干して、

 スッ―――…

 咲は起き上がる。

 そのくちびるは、唾液と精液で濡れていた。


 「一度発射せて、よかったな。」
 やさしく肌を撫でる咲のした、

 「はあっ…………はぁっ………………」
 汗ばんだ漣は、深く激しく呼吸をしている。




 「待ってろ。」

 撫でてから離れた咲は、シャツのボタンをはずしきって、したをすべて、脱ぎ捨てた。





 「すごっ………キレイ……………、イイ、かたち、してるね…………、」
 うっとりと漣は、咲の下半身を見つめる。

 「目つきが、やらしいぞ?」


 笑った咲は、漣に跨ってあしを広げ、シャツを肘まで滑り落とし、


 「もっと、見るか?」


 誘う目つきで、自身の胸元へ手をあてた。




 「ココ、もう、こんなに、なってんだ、」
 ゆびのあいだから覗く、ピンと立った乳首に、


 「は…ぁ……っん……………」
 咲は自身のゆびをあてて擦り、からだをくねらす。


 「うわぁ……すごい、キレイ………咲………………」
 高ぶる漣は、すでに勃起していた。


 「あん………あっ…ん………………」
 からだを反らして、見せていた咲は、

 くしゃ

 片手で乳首は弄りつづけながら、もう片方で自身の髪をぐしゃぐしゃに乱させた。


 「はぁ…っ…………はぁっ………………」
 すこし汗ばんだ顔に、乱れた髪が張りつく。

 それを眺めている漣は、吐精感で満たされており。



 やがて、

 「漣、」

 うっすら瞳を開けた咲は、あつい息を吐きながら囁いたのでした。




 「挿れて、くれるか?」

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