共有される体
彼氏の奏の誕生日、当日が来てしまった。
サプライズプレゼントは結局、蓮と涼の二人で選ぶとのことで、私の分も含まれているから心配は要らないと念を押された。
それでも私は奏に対する後ろめたさから、個人的にプレゼントを用意した。
蓮と涼にレイプをされて、イキまくってしまった事実は変えられない。
私には奏がいるのに、他の男性の精液を二人分も幾度となく体内へと受け入れてしまった。
奏もいるのだからさすがに誕生日パーティーには何もされないだろうと思い、足取りは非常に重かったものの私は彼のマンションへと向かった。
蓮と涼に会うのが気まずくて、まだ鮮明に焼き付いている行為を思い出して体が疼いてしまったらどうしようという不安に駆られていた。
否、もしかしたら私は、あの快感をまた味わわせてくれるかもしれないという期待を、心のどこかに密かに抱いていたのかもしれなかった。
それを認めたくなくて、必死に忘れようとしていたのかもしれない。
プレゼントタイムが来るまでのあいだ、今までと何ら変わった様子はなく誕生日パーティーは進んでいったかのように思えた。
ところが、私の体にはまた異変が起きていた。
やけにいやらしい気分が高まり、今すぐにでもからだじゅうをまさぐられたいという欲情に駆られていた。
まさかまた媚薬を盛られたのかとも考えたものの、奏の誕生日パーティーにそんなことをする意図が私にはわからなかった。
「愛、大丈夫?」
今夜の主役でもある奏に、心配を掛けてしまっていた。
「……ん、大丈夫……」
彼を安心させようと大人しく返事をした私の声は、甘やかさを帯びている気がした。
「蓮と涼の言う通りだね、薬の効き目がこんなにも早いなんてびっくりしたよ」
次に、奏は耳を疑うような言葉を口にした。
思わず顔を上げた私は、三人の幼馴染みに取り囲まれていることに気づく。
「俺たちのプレゼントはもちろん愛とのキメセクね? 媚薬でエッチになっちゃった愛の体を、奏にも堪能してもらいたいんだ」
笑った涼が私の両手を掴む。
触れられるだけで体は反応して、ビクビクと震えた。
「どういうこと……? やだよ……奏……助けて……」
頭がぼーっとしているせいで聞き間違いをしたのだと思いたい私は、彼に助けを求める。
「助けて欲しそうには見えないけど、止めてどうするの? 愛が辛い思いをしているのをただ眺めてろってこと?」
席を立った奏がゆっくりと近づいてくる。
「俺たちはいつも四人でいたからな、奏だけ仲間外れにするのはさすがに気が引けたんだよ。愛も彼氏がいたほうが安心するだろ?」
面白そうに笑った蓮が、艶めかしい手つきでふくらはぎを撫でる。
奏の誕生日なのだからとお洒落をしたスカートが、少しずつ乱されたくし上げられる。
「愛は奥が好きなんだね? 俺はまだ早いと思って我慢していたんだけど、来て欲しいなら求めてくれても良かったんだよ?」
目の前でしゃがんだ奏は、自分のスマホでハメ撮り動画を再生していた。
それは、蓮に奥を突かれて私がイキ続けている場面だった。
まさか彼氏が別の男性とのハメ撮り動画をすでに入手済みとは思ってもみなかった私は、火照る体で困惑している。
動画の私があんあん喘いでいる声が聞こえて、羞恥が高まることも快感に変わった。
「奏……? どうしてっ……怒って、くれないの……っ? 私は……っ、奏の彼女なんだよ……っ?」
頬を撫でられた私はまたしても体をいやらしく反応させながら、懸命に彼氏に問いかけた。
私が蓮と涼にレイプされたことをもしも知ったのなら激怒するだろうと思っていた奏は、落ち着いた優しい雰囲気を纏ったままだった。
「蓮も涼も愛が好きだってことは俺も昔から知っていたんだよ。告白されたってだけで優越感に浸って、一人占めするのはやっぱり良くないよなって気づいたんだ」
奏はくちびるにくちびるを寄せてくる。
「だから愛、これからも四人で仲良くしよう? ずっと」
奏のくちびると私のくちびるが重なると同時に、スカートが捲られパンツが露わになった。
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