※※第360話:Make Love(&Intercrural sex).219








 キスをしながらアソコを可愛がられて、ナナは何度かイってしまった。

 「んっ…あっ、ん…っ、」
 そっとくちびるが放されると、下着のなかに手を入れられ直に触れられる。

 「ああっ…ん…っ、」
 ビクビクと躰を反らしたナナは首筋にキスをされ、割れ目を撫で上げられた。
 グチュグチュといやらしい音が響き、肌へのキスでも妖艶なリップ音を聞かされる。

 「あっあっあっ…ああっ、」
 腰が勝手に跳ねるナナは手探りで、ボトムスごと彼を掴んでしまった。
 「いきなり大胆な事すんなよ、」
 面白そうに笑う薔は愛撫を止めない。

 「だっ…て…っ、あっああっっ!」
 達したナナは強めに掴んでしまい、慌てて手の力を緩めた。
 「そんなんじゃ焦れったい……」
 キスをした肌に吹き掛けて、彼は彼女を誘発する。
 力を緩める必要はなかったようだ。


 ヌグッッ…グプッ――…

 ゆびを入れられ、抜き差しされながら、彼をさすって硬度を感じている。

 「ん……」
 ナナが力を込めると薔も感じたようで、色っぽく声を漏らした。
 「あっあっ…あ、あ…っ、」
 彼の声に痺れたナナは早くコレが中の奥まで欲しくなる。
 求めながらひたすら手で扱いている。

 「優しく触れてるのに、ここ……はち切れそうになってんな?」
 薔はゆびでクリトリスを押して、やわらかく左右に擦った。
 優しく触れているからはち切れそうになっているのに、そんなふうに弄られたらますます感じてしまう。

 「あっ…はっっ、ああっ!」
 クリトリスをこねられイけたナナの手を掴んでいったん放し、薔は露にしてくれた。
 焦れったくならないよう、直に触るよう導いた。
 「あん…っ、んん…っ、」
 大事そうに掴んで、ナナは一所懸命に扱く。

 「言われなくても出来たな?」
 あたまをよしよしした薔は中でゆびの角度を変えて、グリグリと膣壁を撫でた。
 「あ…っ!?あああっ…っ、」
 ナナは腰を揺らし、触りあいっこを愉しむ。
 肩へとくちびるを滑らせていった薔は、制服に隠れて見えない場所にキスの痕を残した。
 そのまま、腰を抱いていた手をトップスのなかに忍ばせて、ブラジャーごと胸を揉みしだく。
 「あっあっんっ、あっ…あっ…ああっあ…っンっ、あん…っ、」
 上も下も愛撫されていると、感じすぎて、彼のを扱く手つきが覚束なくなる。


 「……ナナ?躰も全部、こっち向けようか……」
 ふっと愛撫を止めると、薔は吐息に乗せて促した。
 息を荒らげるナナは言われた通りに彼と向きあうと、パンツを下ろされ、脱がされた。

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