《人物&あらすじ紹介》




<おまけ的な>
※自作の前半?テーマソング。
歌詞はふたつありますが、ベースの曲はおんなじなんです。


すれ違い?違います、狂おしいほど愛してます。





『Forbidden…』


ひかりつづけ
あかい海へ
およぎ果てて
つかれ涯ててもいい


さがしていたのは愛か
それともただの快楽か
触れあうゆびを離してしまえば
あっけないこれはさよなら?

夜は底知れずふるえて
わたしはひとりさ迷って
やっと見つけたと思ったら
あなたは微笑み堕ちてった

ひかりつづけ
あかい海へ
およぎ果てて
つかれ涯ててもいい


よごれていたのは夢か
それとも現実は悪夢か
重なるからだが冷えてしまえば
あっけなくこれでさよなら?

朝はあなたなしじゃ見えない
生きてることを感じられず
めまいにも似た悦びのなかへ
身を委ね堕ちてゆきましょう

ひかりつづけ
あかい海へ
およぎ果てて
つかれ涯ててもいい


抱きしめながらあなたは言った
おそろしいほどキレイな瞳で
「君のために生きつづけるから、どうかひと想いに殺してくれ。」


流していたのは涙と
流していたのはあかい血と
生きているからこそ
目のまえに
無限の死はひろがっていた


ひかりつづけ
くらい闇へ
手さぐりでも
歩けてたのなら

ひかりつづけ
あかい海へ
およぎ果てて
つかれ涯ててもいい


抱きしめながらあなたは言った
おそろしいほどキレイな瞳で
「君のために生きつづけるから、どうかひと想いに殺してくれ。」

だからわたしはナイフを手にした
泣きながらナイフをひき抜いた
横たわるあなたに刺してしまえば
あかくうつくしくかなしい永久が見えた


そしてわたしはこのさき
だれも
愛することはないでしょう


そしてあなたはこのさき
ずっと
わたしのなかで生きてゆく













『Forbidden…:Answer』


ひかりつづけ
あかい海へ
身を投げても
まだ足りないほど


空は黒く汚れていて
何よりこの手は汚れてて
それでもそばにいてほしい為に
ただひとつだけ嘘をついた


やっと泣きだした空が
冷たい雨を打ちつけようと
痛みなんて何も構わない
おまえが濡れるのは許せない


ひかりつづけ
あかい海へ
身を投げても
まだ足りないほど


愛とは何かと言えば
覚悟にも似た激情か
眩暈のなかでただおまえだけが
鮮明にうつくしく見えた

さよならなんて言わない
愛しつづけるしか出来ない
さいごにこんなに汚れた俺を
泣きながらでも許してくれ

ひかりつづけ
あかい海へ
身を投げても
まだ足りないほど


抱きしめられないおまえに言った
せめて笑って聞いてくれないか?
「思い出のなかで輝くのなら、このさき輝いて生きてくれ。」


壊れたものはひとつもない
すべては綺麗に焼きついている
ただ崩れ堕ちるはこの体で
無限の死は愛に敗れた


ひかりつづけ
くらい闇も
手を伸ばして
俺はここにいる

ひかりつづけ
あかい海へ
身を投げても
まだ足りないほど


抱きしめられないおまえに言った
せめて笑って聞いてくれないか?
「思い出のなかで輝くのなら、このさき輝いて生きてくれ。」


ふるえるくちびるがほんの少し
声にならない言葉を伝えた
どうしておまえはさいごにまでも
涙にあふれてつよく「愛してる。」とだけ言ったんだ?


返す愛なら
地獄で告げよう
届くことなんて願ってない


俺は此処で
愛しつづけるから
次はちゃんとした奴を愛せよ?









 …――I Love You.

 Even if I fall to hell...

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