New Year!



年越しそばの支度をしていたはずなのに、湯を通した麺はそのままに手を引かれ唇同士が重なり合った。
壁を挟んだ向こう側には年越しのカウントダウンをする弟達の声。
ほんの数秒触れる間に年は越え、最後と最初のキスを同時に終えたことに気付く。

笑みを深めると二人だけの秘密とまた小さくキスをした。

2016.01.01





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